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愛山雄町の酔いどれ酒エッセイ  作者: 愛山 雄町


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第11話「たまにはワイングラスで日本酒を」(2016年2月21日投稿)

 今日はカキフライを食べながら、スパークリングワインを飲んで酔っていますが、日本酒のお話などを紹介させて頂きます。


 皆さんは日本酒を飲む時、どのような器で飲まれますか?

 私の場合、普段は五匁の“蛇の目”(白地の器の底に青い二重丸が描かれている器)を使っています。

 蛇の目は日本酒の色が分かりやすく、蔵元でお酒を利く時などによく使われているものです。(私の場合は手ごろな大きさということ使っているだけですが)


 私が良く行くお寿司屋さん――神戸の鯉川筋にあるFさん――ですが、ここでは日本酒をワイングラスで出してくれます。もちろん、燗酒は徳利とお猪口ですが。

 私の場合、冷やで飲むことが多いので、ずっとワイングラスで日本酒を飲み続けることになるのですが、これが非常にいい感じなのです。

 グラスも白ワイン用の大ぶりのもので、お猪口やコップと違い、香りの立ち方が全然違います。日本酒独特の米の甘い香りと、日本酒用の酵母の華やかな香りがグラスの中に広がり、上質の白ワインを飲んでいるような錯覚に陥ることもあります。

 純米吟醸や大吟醸クラスでは磨きあげられた酒米の香りが、純米酒では芳醇なコメの香りがより深く感じられ、同じ酒かと思うほどおいしく感じます。(個人的には生酛造りや山廃仕込みなどの独特の香りがあるものはワイングラスより猪口の方が好きですが)


 このお酒に明石や淡路島などの地物の肴と丁寧な仕事の江戸前のお寿司が合わさると、ついつい飲み過ぎて……愛山さんが予約されると、いつも以上に酒を確保しています」と言って笑らわれてしまいました。

(先日も妻と二人で一升以上、記憶が定かではないのですが、一杯120ミリリットルのお酒を一人九杯は飲んだはず。それもお昼に……その前は十杯くらい飲んでいたような……)


 そんなことはともかく、白ワイン用のグラスをお持ちでしたら、ぜひ日本酒を飲んでみてください。普段とは一味違ったお酒になることは間違いありません。

 もし、白ワイン用のグラスが無い場合は、ワインのティスティングに使うグラスを買ってもいいかもしれません。質はともかく安い物なら五百円くらいで売っています。このグラスですが、ブランデーグラス代わりにも使えますし、スコッチを飲む時にも使えます。私もブルゴーニュの赤ワイン用のグラスは持っていますが、白ワイン用はないので、家ではティスティンググラスで代用することが多いです。これでも十分に香りが楽しめますので、一度お試しあれ。


 ちなみに今回飲んだお酒は、石川県の加賀鳶と菊姫、奈良の百楽門、福島県の大七、山口の五橋などですが、完全に記憶が飛んで覚えていません……


 相変わらず支離滅裂ですが、いつも通り酔っているので、ご容赦を。

 次回はブランデーの話などを。

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