◆0 プロローグ
作者が名古屋弁を使うので
作中にも出てくると思います。
読みにくい点等がありましたら
修正いたしますので
ご連絡を頂けると
こちらとしてもうれしいです。
◆0 プロローグ
静寂に包まれていたこの小さな空間に、突然変わった音が響きはじめた。
不快に聞こえる、なんとも言えない音が流れて数秒後、うめき声が現れ、そして消えた。
うめき声の正体は、私の目の前にいる。
その人は私の方をまっすぐと見ていた。
眉をひそめ、睨むように。するどい視線が突き刺さるが気にしない。
ただ、静かに私は見つめ返した。彼女に対しての頬笑みを添えて。
短すぎる一言も加える。
返事は、怒りを詰め込んだものだった。――けれど。
目の前にいる子は、ため息をつきながら――笑った。
それはとても、とても" "だった。
私とは比べることさえいけないくらいの。
そんなものだった。
重たそうな瞼を再び閉じてしまった彼女に、笑った。
心の底から笑った。
私は笑った。一生懸命笑った。
ひきつっているのが自分でもわかった。
短すぎる一言を、あなたに向けて。かすれ、舌がなぜかまわらなかった。
それでも言葉にした。形にした。
返事は、冷たいものだったけれど。
教えてください。
答えてください。
これからどうすればいいですか?
私は何も知りません。
何も知らないのです。
自分の死に方さえも。
試験の時とか
更新止まるだろうし
つねにカメ更新だろうし。
それでも見てくださる方は
次話を読んで頂けるとうれしいです。