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クレイジーレズと呼ばれた少女、自分が戦闘あり乙女ゲーの大ボス悪役令嬢だと気付いたので開き直って今世で推しのサブキャラメイドを愛でる  作者: エスツー
第二章 学園編

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第62話 ダブルNTRって何ですか?

 今回エッッッな表現がいつもよりきついので苦手な方はご注意ください。

 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――



「アーゼちゃん」


「あらあら。ロゼは甘えん坊さんですわね?」


 月明かりしか差し込まない深夜、あたしは布団以外は一糸纏わぬ姿のアーゼちゃんの腕に抱きつきました。

 ひんやりとした体温が心地良い。


 傷一つなく、年齢の割には豊満でかつ整った身体付きをしている彼女の姿はとても美しく、眺めているとほう、と溜息が出てしまいそうになります。


「んっ……」


 そんなアーゼちゃんでしたが、あたしに微笑みかけつつもその身体を引き寄せて、何も履いてないお尻を撫で始めました。



 時刻は深夜1時。

 あたしはアーゼちゃんの部屋のダブルサイズのベッドの上で、彼女と床を共にして行為を終えたところです。


 こういった行為は学園に通う7ヶ月ほど前、お互いに好意を伝え合って以来(第31話参照)、どちらが誘う事もなく毎日のように続けられていました。


 流石に学園に通っている間はこのような行為に及ぶ事はなかったものの、今日バレスチカ家に一時的に帰還した事で、こうして彼女があたしの事をまだそういった目で見てくれていた事が分かり、少しだけ安心します。


「アーゼちゃんは……」


 でも、きっとこの幸せはいつまでも続きません。

 だからこそ知る事から逃げてはいけないのです。



「アーゼちゃんはレイライト様の事が好きなんですか?」



 あぁ……ついに聞いてしまいました。

 もしかしたら今日がアーゼちゃんと肌を重ねる最後の日になってしまうかもしれません。


「わたくしがレイライトを?……ふふっ」


 あたしに質問を投げかけられたアーゼちゃんは一瞬キョトンとした表情を浮かべると、面白い事を聞いたとでも言わんばかりにクスクスと笑い始めました。


「レイライトが好きも何も、あの子は半分わたくしのような者でしょう?なら最初からレイライトはわたくしの物なのですわ」


「……そうですか」


 つまり、アーゼちゃんとレイライト様のお二人は好きだとか愛し合っているだとか、そういう『お付き合い』の次元にはいないんですね。

 魂同士で繋がっている、言わば一心同体の存在。


 あたしなんかとは比べるべくもない、深い絆で結ばれておられたんですね。


「わたくしがレイライトを未だにぶち◯してないのは、単に今の貧相な痩せ細ったあの子を◯してもつまらないからですわ。彼女の体型が双子であるわたくしに近づき次第、すぐにでも◯き潰してやりますの。あの女には自分がメスであるという事を、髪の毛一本一本に至るまでわたくしの物である事を、魂に刻み込んでやるのですわ」


 そう言って『にちゃあ』と欲望に塗れた笑みを浮かべるアーゼちゃん。

 その表情からはレイライト様に対してのとんでもない執着を感じました。



 ……完敗です。

 あたしはレイライト様と競い合うステージにすらいなかったのです。


「あたしは……アーゼちゃんのお側にいてもいいのでしょうか?」


 もう抱く事も抱かれる事がなくても、叶うならずっと彼女の側にいたい。

 たとえお二人の仲睦まじい姿を見る事しかできなかったとしても。


 だけど、そんなささやかな願いも無残に打ち破られる事になります。


「ロゼ。今のうちに覚悟を決めておきなさいな」


「っ!?」


 先程の微笑みはどこへやら、アーゼちゃんは真顔であたしに選択を迫りました。



 そっか。

 アーゼちゃんはレイライト様を迎え入れたら邪魔なあたしを追い出すつもりなんですね。



「沢山食べて肉を付けて、レイライトの身体付きが元に戻ったら––––」



 うぅ、もう聞きたくないです。






「これからは3人でヤる事になるんですもの!」





「……え?」





「わたくしにだけ肌を晒せばいいなどと、そんな潔癖な考えなど今のうちに捨ててしまいなさいな。これからあなたはレイライトにもその慎ましい裸体を見せる事になりますし、なんだったら交わる事にもなるのですわ!」


「あの、アーゼちゃん?」


 すっごい早口です。


「とは言ってもレイライトの『初めて』はわたくしが頂きますわよ。あとあなたとレイライトが交わっていいのは、あくまでわたくしが見てる前だけですの。わたくしのいない所でこっそりと二人で致していたりするのであれば、それもはやただのダブルNTRなのですわ。わたくしの脳がぶち壊れてしまいますの」


「だ、ダブルNTR?」


 またよく分からない単語が出てきました。

 ですが頬を赤らめて興奮するアーゼちゃんは戸惑うあたしを置き去りにして、止まる様子がありません。


 あと、アーゼちゃんの脳は既に壊れてると思います。


「初夜はまずレイライトの前でわたくしとロゼが交わるところを手本として見せつけますわ。続いてメインイベントとして、わたくしがこの手で泣き叫ぶあの女をぶち◯してやりますの。その後はあなたとレイライトの番ですわ。今までのわたくしと積み重ねてきた経験を活かし、あの子に格の違いを見せつけてやりなさいな。あ、わたくしが手隙になる事は気にしなくても結構ですわよ?あなた達が交わっている間、あなた達の身体を触って楽しんでますもの」


 なんであたしとレイライト様が二人でその……する事になってるんでしょうか?

 相手がアーゼちゃんならともかく、あたしとするなんてレイライト様は嫌がると思うんですが。


 しかもそれをアーゼちゃんに見られて、触られながらするだなんてそんな……。


 アーゼちゃんのあまりにも現実感のない妄言を想像してしまったせいか、下腹部がキュンとして身体が少し熱くなってきました。



「最後は3人でヤってフィニッシュですわ!事後のピロートークはわたくしが真ん中であなた達二人が両端。これは譲れませんの」



 ……。



「うふふっ、今後の予定を考えてたら激ってきましたわね!ロゼ、もう一戦やりますわよ!」





 アーゼちゃんはいつものアーゼちゃんでした。





―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 2人だけだと1パターン(受け攻め非考慮)しかないけど3人なら4パターンできてお得!


 ここまで読んで頂きありがとうございました。

 もし宜しければブックマーク、評価、レビュー、ご感想、リアクション等をして頂けると作者のやる気が爆上がりしますので、少しでも面白い、続きが読みたいと思った方は宜しくお願い致します。

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