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殺人代理人オスカー その2

少し忙しくなりそうなので二連続で投稿します。

 「着いた、、、」

俺はバイクから降りる。


「現在時刻3時45分、もうすぐ日の出か。」


黒いキャソックを身にまとい、黒いハットを深くかぶる。

キャソックの中には銀の弾丸、聖水、ニンニクの香料が入ったビン、脇腹に拳銃、回転式ショットガンを携帯している。

 

「コイン地区」、欲に塗れた不穏な空気が俺の頬を撫でる。

1番近くに見える街に入ることにした。


「ガイバータウン」錆まみれの看板にうっすらとそう書いてある。

まずは情報収集だ。


「酒場があるな。」

 まるで西部劇を思わせるような雰囲気の酒場だ。


「こいつを知らないか?親友なんだ。確か名前は、、、ガイ?、そう!ガイ」

カウンターに座り、店主らしき人に俺はそう尋ねた。


その名を聞くや否や店主は店の周りに目配せをした。

「知らないねぇ」

白々しく店主は答えた。


突如大きな影が俺を包み込んだ。

 

「ブォン!」


巨漢の持つ重い棍棒が振り上げられた瞬間、俺は後ろにいるそいつに懐から服を貫通させて弾丸を打ち込んだ。


弾丸を食らった瞬間そいつの体は、だんだんと崩れだした。

そいつを殺したら、どんどん店中からゴロツキどもがあつまってくる。


まず俺は振り返り、目の前にいたヒトに前蹴りを食らわした。

勿論靴底は銀製、おまけに十字架を刻んである。


「まず一人、、」


残り三人。


ここで貴重な高い聖水を使うわけにはいかないので、俺は銀製のメリケンサックを手にはめ、飛びかかってきた二人目を殴り殺した。

返り血が顔につく。


(ちっ、きたねぇ)


三人目は、一人目、二人目が瞬殺された光景を目の当たりにして、尿を漏らしながら外に逃げたが、外はもう太陽が昇っている。

「ぐがぁaagtw*+〆!」

言葉にできない断末魔をあげそいつの体は血の粘土のように溶けていく、、、


「た、頼む!俺には女房がいるんだ!子供も二人!命だk...」

四人目が命乞いをしてきたがすぐ蹴り殺した、あいにく俺にはヒトの断末魔に耳を貸す暇なんてない。

その四匹を殺した後俺は店主にもう一度問う。


「で、ガイの野郎はどこだ?」


ビクビクした声で店主は答える。

「こっから北に2km進んだとこにあるタバラ街の中心部にいる」


「そっか、ありがとう」


「グビッ」

店主の後ろの棚から酒をとり、俺は店を出る、、、

一つの落とし物を店に落として。


「は、早くガイ様に報告せねば!、、、」

「え?」


「ドーン!」

大きい爆発音と共にさっきまで店主だった肉片が安物の聖水とともに降ってくる。

前回より読みやすさを重視してみました。

まだ効果音とかがうまく扱えていませんが温かい目でこれからも読んでください。

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