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低殺傷火器(ローリーサルウェポン) 79
「でも・・・犯人が・・・」
「ちょっと待てよ。俺達も腹が減ってるんだ」
そう言うと吉田は店内に入ってきてパーラとサラの座っていた席の向かいの席に腰掛けた。
「とりあえず烏龍茶と生中」
「吉田さんは烏龍茶ね」
吉田の注文を受けた春子が厨房に消える。入り口ではシャムと小夏が楽しそうにグレゴリウスの食事を眺めていた。
「おい!吉田!」
二階から降りてきた要達を満面の笑みで吉田は迎えた。
「すまないな。たまにはまともに入りたくなるんだ」
「ったくよう」
愚痴りながら要は席に戻る。付いてきたパーラとサラも仕方がないというように席に戻った。
「お待たせしたわね。シャムちゃんのビールはどこに置くの?」
「俊平の隣でいいよ」
春子が生ビールを置くとシャムはうれしそうに席に戻った。
「俊平、何食べるの?」
「そりゃあ俺はイか玉だな。お前は豚玉三倍量か?」
「うん!」
闖入者のおかげで誠達は完全にペースを乱されていた。何を話すべきだったか忘れてしまったかのように渋々烏龍茶を啜るカウラ。アイシャは自分の紺色の長い髪の枝毛を探している。
「何か作戦会議でもしてたんだろ?続けろよ」
吉田は自分が原因だと分かっているくせにニヤニヤ笑いながら誠達を面白そうに眺めていた。




