表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
106/195

低殺傷火器(ローリーサルウェポン) 106

 突然のドアを叩く音で誠は目を覚ました。


「なんだよ・・・」 


 だがすぐにその理由を思い出すと共に外にいるのがカウラだと直感した。要やアイシャなら怒鳴り込んできているはずなのである程度予想がつく。


「すみません・・・ちょっと待って・・・」 


 そう言って布団を払いのけて立ち上がったところでドアが勝手に開いた。


「のんびりしやがって・・・」 


 呆然と立ち尽くすカウラの隣の要。誠もいつものことながら呆れたように要を見つめていた。


「吉田さんの調査が終わったんですか?」 


「まあ、そんなところだ。とっとと着替えて食堂に来い」 


 要はそれだけ言うと立ち去る。立ち尽くしていたカウラと誠の間に気まずい雰囲気が漂った。


「そのジャージ。ちゃんと洗濯しろ。臭いぞ」 


 それだけ言い残し消えていくカウラ。


「ドアぐらい閉めてくれても・・・」 


 誠は直感でそのままドアに伸ばした手を止めた。すぐにその手は何物かに強く握られている。


「クラウゼ少佐・・・」 


 ドアの影のアイシャの紺色の長い髪に誠はため息混じりにそう口を開いていた。


「びっくりした?」 


「いえ、慣れましたから」 


「そうつまらないのね」 


 誠の手を離してそのまま消えていくアイシャ。誠は仕方なくそのまま戸を閉じると着替えを再開した。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ