ドラマ1
僕は奥さんが居て産まれたばかりの子供も居てとても幸せだった。
僕が夜勤続きだった時、晩御飯も朝ご飯も毎日用意してくれてどんなに激務でも耐えられた。
でもそんな時貴方は子育ての合間に息抜きのアプリゲームにハマって僕が居ない間ずっとしてたみたいだった
僕も最初はハマってるのは知ってたけどなんとも思っていなかった。
そんなある日、子供とお風呂に入って貴方のスマホで育児日記のアプリに沐浴時間を書いている時SNSの通知がタイミング悪くきてしまい本当に悪いと思いながらそれを見てしまった。
貴方「大好き」男「俺も」
一瞬で頭が真っ白になった。
一気に奥さんに問い詰めてしまいひどい暴言も吐いた
そこから離婚までそう時間もかからなかった。
本当に心にもない事を言ってしまい後悔したし、もっと仕事だけじゃなく家事も子育てもしっかりやるべきだった。
奥さんも子供も居なくなり毎日が虚無に襲われて何も出来なかった日々が続いた。
そんな時SNSで自分よりも若い女の子と仲良くなった。その子の名前は由衣。まだ学生だった。
そんな関係になるまでそう時間は掛からなかった。
僕は最初、寂しさを埋めるためだけの都合の良い関係でいいと思っていた。
そんなある日お酒に付き合ってくれて僕はめちゃくちゃ酔っ払い気が緩みつい口が滑ってしまい誰にも言えなかった離婚の原因を話してしまった。
由衣「大変だったね。貴方は何も悪くない。元奥さんにすごくムカついてきた」
そう言ってくれた。
その時僕は一気に由衣の事が欲しくなった。
僕「俺と付き合って。いい?」
由衣「嬉しい!付き合ってください」
身体だけの関係は終わった。今思えば僕は由衣にとても支えられていたと思う。寂しさを埋めようとしてただけの自分勝手な僕に合わせてくれていて好意も伝えてくれていた。それなのに僕はきちんと向き合う事が出来なかったし思うことさえしていなかった。本当に最低な人間だ。
由衣と付き合っていく中で仕事が忙しくて中々会えない日もあったけどデートも何回も重ねた
ある日由衣と電話をしていると「友達が私の事を好きかもしれない」
由衣はその友達には僕と付き合っている事を告げていなかった。
僕は「付き合っている事伝えてよ」と由衣に言った。
数週間後
また由衣と電話していると「今日その子に告白された。」と言った。
僕「僕と付き合ってくれている事伝えてくれなかったんだね」
僕はその時とても嫉妬してしまっていた。
由衣「告白されて全てを伝えた」と言った。
僕はもっと早く伝えてくれていればと思った。
このお話はまだ続きます!
短編を何話かで区切り投稿していきたいなと思っております。様々な感想、意見や指摘等、いただけたらとても嬉しい限りです!