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A式、解答は素数  作者: 小雨 右岸
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ファイル01 私の名は。

○○市××町にて殺人事件があった。

殺されたの解帰 式 (21) 。遺体を発見したのは被害者の母、解帰 優美。発見時、優美の後に友達の九太郎、その彼女の銅裸実が部屋に入った。被害者は胸周辺を滅多刺しにされ救急車が到着前に死亡が確認された。

今回のあらすじは式さんの誕生日会を親友?である九太郎と銅裸実が提案し本日決行したが途中、式さんが電話で別室に移動。帰ってこないことに違和感を感じ母 優美が部屋に入ると式さんが死んでいたというものであり、内容的にはドアに鍵が内側からかかっており窓も人が通れるサイズではなく密室殺人。のはずだったのだが、九太郎さんが焦ってミスをし、彼女に「トイレ行ってくる」と言ってから殺しに行けばよかったのに言わなかった為に後ろから彼女着いてきちゃって犯行の一部始終を見てしまい密室トリックも全て明かしてしまったのだった。(密室になったのは部屋に九太郎がいてドアを閉め母、優美が入った時ドアと壁の間に入り、子を心配し駆け寄った隙に後ろから登場というものであった)長い…

「…と言うことで、犯人はあなたですよね休太郎さん。」

「ぼ、僕はやってない!」

「いいえあなたです」

「だって式は僕の親友だよ?親友を殺すわけないじゃないか!しかも銅裸実が真実を話してるかも疑わしい!こいつがやったんじゃないのか!証拠もないのに疑うのか!」

「あ、ちなみにあなたが式さんをザクザクしちゃった包丁はゴミ箱に入ってたのを彼女さん教えてくれましたよ。わざわざ隣の自分の家の窓開けて包丁投げてゴミ箱にホールインワンしたのに残念でしたねぇww」

「このアマぶち殺してやる!死ねえええ」

銅裸実に九太郎は殴りかかって行った。のだが、私は

「だが断る、と岸辺〇伴先生は言うだろうな」

と言うとカーペットをテーブルクロス引きの様に引き九太郎を転ばせ

「無駄無駄無駄。潔く刑務所行けオバケQちゃん」と言ってやった。

九太郎は泣きながら警察に連行された。


事件解決後、JOJO好きなんですねと警備員に言われ「友達だ!」と笑いかける私は大学に通うJD探偵の○○○○だ。あれ?○○○○。どうしたのだろう…自分の名前が出せない。○○…諦めよ:(´◦ω◦`):

取り敢えずだ、名前が言えないのでA子としておこう。ABC殺人事件の被害者にでもなりそうだ笑

そんなことを呟き枕に突っ伏していると…

目が覚めたらっ!かr…ではない。もーいいや、疲れたし寝よ。おやすみ世界…


ヂリリリリリリ

「うっせぇ!」カチッ

朝から部屋に響く目覚まし時計のサイレン。

「あ、おきた?朝ご飯もう出来てるよ!早くしないと大学遅れますよ?ほーらー」

「んー今行く………!?」

ちょ…ちょ、ちょっと待って?私一人暮らし、そして彼氏もいない…なのにだ。

あんれぇぇ?おーかしぃぞぉ??江戸川コ○ン君もビックリだぁ。なんか部屋にいるんですけど、実家のお母さんかと思ったわ。

「どうしたんですか?顔色悪いですよ?」

私の顔に手を当て自分の額を私につけるこの人。

「…」

「熱、無いですよ♪大丈夫、ちゃんと大学行けますっ!」

誰か知らないが見覚えがあるこの人。どこかで…あ、昨日殺された式さんか。あー生きてたんだよかったよかった…

「じゃなーいっ!」

「え?w」

「なんで死んでねんだよ!つか、なんで私ん家いんの?意味わかんねぇよwほら笑えてきたじゃねぇかw」

「えーとね、起きたら俺がいてさ床で友達にザクザクされてんのwんでお母さんとって君が推理したのも見てたし殺されてから一部始終を俺の死体の横で見てたよ、なんで殺されたんだろ」

こいつ…幽霊やん、昨日の死体と服一緒だし、血だらけだし…あ、

「あーちなみに動機は式さんに彼女寝取られたから式さん殺した後に彼女殺して自分も自殺してみんなで三途の川仲良く渡って地獄Happy Lifeするつもりだったらしいよ」

「寝取ってねぇ…」

「知ってる。でも彼氏居るのに、あの子と買い物デートしたのは君が悪い」

「んー、九太郎との付き合って1年記念日のプレゼント選びだったんだけどね。」

「Qちゃん色々勘違いしてたんだねカワイソウダネ(棒読み)」

「殺された俺は可哀想とか思わないけど、単にアホな奴だったなぁって思うよ」

「と、いーうことでぇー、出てけ!」

「あのさ彼氏いるの?」

こいつに耳は無いのか…

「いねぇ~よ!出てけよ!」

「いないんだっ!」

なんでこいつめっちゃ嬉しそうなんだよ、、って!?おいおいおいおいおーい!もう8時?遅刻する!

「いやもういい、学校行く!じゃあな幽霊成仏しろよ」

手をヒラヒラさせて玄関へ走る。

帰って来てまた居たら嫌だし帰りに寺にでも寄って魔除けのお守りでも買おう…?

ドアを開けようとしたのだが開かない、幽霊のせいなのだろうか、

「おい幽霊!開けr…」バンッ

耳の横を通りドアに当たる血だらけの手

「ぇ、あの…」

突然過ぎて声が小さくなった

「え…よ…」

「…え?」

「俺と付き合えよ探偵さん」



…to be continued

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