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シーン4


最小限の準備と打ち合わせを終わらせ、街に出る。

直後、街のあちこちで悲鳴と轟音が響き渡っている事が分かる。一刻も混乱を治めなければ、大きな被害が出るだろう。


GM:では、あなた達はコブリンを討伐しに、4人1組で向かっています。


ロゼ:1人じゃ、あらゆる状況に対応できないからな。


クルクーセ:ミネーズに<操具の主>。本来の姿(四輪馬車)に戻ってミネーズに乗って貰うよ。


ミネーズ:クルクーセに<王馬の印>。ついでに<天騎の印>。これで空を飛べます。



先ほど話術で冒険者を動かした君主が聖印を掲げると、四輪馬車クルクーセに光の翼が生えた。ミネーズの聖印ーーー正確はロードクラス:キャヴァリァーの特技ーーによる力である。



ロゼ:んじゃ、四輪馬車に乗り込もうか。


アストラ:先に乗りますね。


ロゼ:周りはコブリンは居ないのか?


GM:少なくても視界内には居ないですね。


ロゼ:了解。四輪馬車に乗る。


GM:では、少し飛んで少女がコブリンに襲われている所を目撃します。なお、敵は百人規模の軍団ではなく、十数人の群れであることを表す「モブ」です。


アストラ:危ない! 時空魔法:ディメンショナルランプ。これで敵の動きが止めます。



アストラが短い呪文を叫ぶ。タクトに通して混沌を操作し、空間を歪ませて不可視の段差を作り、コブリンの移動、動きを阻害する。


「がっ!?」「な。なにが、おこっ・・・!?」


それは刹那の出来事であった。



ロゼ:アストラの魔力(MP)がどんどん減っているんだが(汗)。


アストラ:・・・・僕の選択は間違っていましたか?


ミネーズ:いいえ。少女を助けて、敵の動きも止める。結果オーライですわ。


クルクーセ:もし私たちが範囲内に居ても、飛行状態(空を飛んでいる事を表す)だから、効果は受けないし。


GM:んーー。少女も含め、村人も居るね。そして、コブリンは3グループ。ただ、1グループだけ範囲内から外れているね。


ロゼ:よし。狩るぞ。


GM:では、戦闘開始です。なお、コブリンは強化されており、3レベルになっています。


アストラ:それが、3つも?


クルクーセ:ハハッ、ワロス。


GM:雑魚コブリンも簡単には負けないからな・・・・!!

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