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年下

 彼女はかわいい。

 故に年下だ。

 僕が誕生日の時にあげた髪留めは渡してからずっと毎日のように身に着けている。

 そんな彼女はあるとき僕を呼び出し告白した。

「す、好きです!」

 真っ赤になって半場叫ぶ彼女。

 耳まで赤くなって、告白を言った後あうあうと言いながら返事を待っていた。

 さて、どうしようか。こんな可愛い彼女を見るのは貴重である。返事をするのが勿体無い位に。

「僕も好きだ」

 その時の笑顔は、今までで一番綺麗だった。

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