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甘い物には ・・・

第二二話 【いつものダンジョン】【商工会】 & 第二三話【軽担ぎ本舗】作戦会議 & 第二四話 【商工会】リターンマッチ


֎۞இ֍۞෴֎۞ቓ֍۞ᎇ֎۞Ꮜ֍۞ᢱ֎۞ᗟ֍۞ᛶ֎۞₪֍۞ಹ֎۞⡺֍۞Д֎۞६֍۞Ⲯ֎۞Ⳗ֍۞ⳬ֎


 読者諸兄への 御忠告です。

 この物語は、非常に【残酷】な、或いは【ヘドの出る】描写が御座います。

 必ず、ご了承の上、お読みください。

 この行以降を 読む方は 一切【自己責任】で お読みください。

 作者は 一切の責任を 負いません。


֎۞ధ֍۞߷֎۞ఴ֍۞੪֎۞ന֍۞፰֎۞ᗖ֍۞ᙈ֎۞ᛯ֍۞ᨒ֎۞ᱪ֍۞֎۞ㅰ֍۞ꁉ֎۞ꕍ֍۞ꙭ֎


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##### 恥劇珍奇想体験の参 転生文庫の3 【J】#####

##### 後編 ⦅⚆o⚆⦆【神の恩寵】無かりせば  #####

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$$$$$$$$$$ 主な 登場人物 $$$$$$$$$$


 【J】 ⦅⚆o⚆⦆:転生ヘタレ主人公、国語算数理科社会体育図工家庭科、オール2

         上限、体力10、魔力10。


 【バアさん】(/ε\):ハイエナ ご用達【バアさんの店】の主


 【軽担ぎ】(៙ں៙):神の恩寵【軽荷物担ぎ】


 【商工会】会長(⛯ᆸ⛯):大金持・・・・・の㋳


$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$




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***** 第二二話 【いつものダンジョン】【商工会】*****

********************************


「【軽担ぎ本舗】さん。ご商売繁盛 目出度い事で 御座いますな」(⛯ᆸ⛯)


「商工会会長 有難う御座います。これも ひとえに 商工会の皆様方の お力添えが

 有ったからで 御座います。お礼を 申し上げなければ ならないのは 私の方で

 御座います。その節は大変お世話になりました。誠に有難うございました」(៙ں៙)


「ふむ、良いお心がけ、商人は 常々感謝の気持ちを 忘れてはなりませぬな」

「【商人は お客様有っての商人】なれど、それだけでは有りませぬな」(⛯ᆸ⛯)



「商人同士は【持ちつ持たれつ】。お互いが 助け合ってこそ お客様の 利便が図れ

 ると言うもの。あの〖マッチュウタブレット〗ですがな」(⛯ᆸ⛯)

「売れ行きが 良すぎて 生産が 追い付か無かった ご様子。どうですかな」


「その節は 生産が 追いつかず。ご心配掛けて 申し訳ありませんでした」(៙ں៙)

「ですが、もう大体の所は、落ち着いてきた と考えております」



「ダンジョンは ここだけでは 有りませんぞ。我が国だけでも、ほかに12か所も

 在りますぞ。他のダンジョンまで 手が回りますかな。無理でしょう」(⛯ᆸ⛯)


「そこで 御相談なのですがな。他の会社でも 作るのを お手伝いしたいと 仰る

 親切な方々が 居りましてな。いかがでしょう、買取料は 弾みますよ」

「〖マッチュウタブレット〗設計図に 10億コペまで 出しますぞ」(⛯ᆸ⛯)


「〖マッチュウタブレット〗は 私どもの【命綱】です」(៙ں៙)

「手放す事は、私どもに 死ねと おっしゃるのと 同じですよ」




「お宅では、4階層で、簡易休憩所を 開いているとか」(⛯ᆸ⛯)


「ええ、ですが、ほかの方々の店も 在りますよ。違法では 無いはず」(៙ں៙)



「その通りです、今まではですね。このダンジョンの 商業権は【商工会】に任されて

 いるんですよ。ご存じでしょう」(⛯ᆸ⛯)


「ええ、ですから、きちんと 権利金を払っています」(៙ں៙)



「権利金なんですが、税金と 同じように、連結決算の 累進課税方式に しようでは

 ないかとの案が出ましてね」(⛯ᆸ⛯)


「そんなこと されたら、私ども小さい商店は 立ち行かなくなります」(៙ں៙)



「そのような事は 無いでしょう。あれだけ 儲けてらっしゃるんですから」(⛯ᆸ⛯)

「それに、まだ素案の段階でしてな。どうなるかは まだまだ分かりませんよ」


「この案を 通すかどうか、今 思案中でしてな。すんなり 通れば 宜しいが」

「ゴタゴタが 起きましては、このジジイが 引退しなければ なりませぬからなあ」



「いや、商工会長には ぜひ 引き続き やっていただきたい ものです」(៙ں៙)


「連結決算の 累進課税方式を 推す方々が 中々強硬でしてな。困ってますよ」

「切り崩すには、それなりの飴を しゃぶらせませんと」(⛯ᆸ⛯)



***************************

***** 第二三話【軽担ぎ本舗】作戦会議 *****

***************************


「・・・と言う訳だ」(៙ں៙)


【バアさん】も転生ヘタレ【J】も キョトンとしている。訳が分からない顔で。



「あいつら 俺たちの 米びつに 手を 突っ込んで 来たんだ」(៙ں៙)


「あいつらは 〖マッチュウタブレット〗を コピー 出来なかったんだ」(៙ں៙)

「だから 搦手で 来やがった。最初は いい顔するさ、最初だけはな」


「だが その後は 乗っ取りだ、奴らの 思い通りに なってたまるか」

「ボウズ、考えろ、株とか レンタルとか、何か無えか」(៙ں៙)



「別に、売っても 良いんじゃないかな。いつかは 真似されるんだし」⦅⚆o⚆⦆


「そうさね うちらだけ いい思いを していりゃ、真似する 奴が 出て来るのは、

 当たり前さね。売っちまいな、出来るだけ 高く売るさね。ヒッヒッヒ」(/ε\)



「へっ、お前たち、それで いいのか。この会社は 俺たちが作ったんだぞ」(៙ں៙)


「どっちでも 良いから。火魔法の 増幅器って 無いのかなぁ」⦅⚆o⚆⦆


「アタシだって どうでも いいさね。お迎えが来るまでの 金は有るさね」(/ε\)


「俺は嫌だ。俺の店だ。なんとか考えろ。頼む、助けてくれ」(៙ں៙)



「ハァー めんどくせぇ。 外径 百万分の一ミリの チューブを 作るのは」

「そんなに 難しくないの。作るだけなら」⦅⚆o⚆⦆

「難しいのは【公差】。百万分の一ミリの その万分の一なの」「わかるでしょ」


「解らん。【交差】って何だ」(៙ں៙)



「そこから?・・・困ったな。単位1MPの魔法で コピーしたって、駄目なの」

「芋版で 贋札作るのと一緒。似たものは 出来るけど。使えないってこと」⦅⚆o⚆⦆


「そうか コピー魔法で コピーしたが 使えなかったのは そういう事か」(៙ں៙)



「売っても 暫くは 使えない。その内 出来るだろうけど、何年掛かるか」⦅⚆o⚆⦆


「その間に、他のダンジョンも うちが 抑えちまえば いいんだな」(៙ں៙)

「ハハハハハ ボウズ でかした。よーし、これから 店を でかくしてやるぞ」

「ギャーハッハッハッハ。俺の天下だ、俺様は無敵だ、俺の時代が 来たんだ~~」



「だーかーらー、もう金は いいから。火魔法の増幅器が 欲しいんだって」⦅⚆o⚆⦆


「無駄さね。あーなったら。人の言うことなど 聞きゃせんわさ」(/ε\)



*****************************

***** 第二四話 【商工会】リターンマッチ *****

*****************************


「〖マッチュウタブレット〗設計図、10億コペで 宜しいかな」(⛯ᆸ⛯)


「商工会長、私共も 商工会に貢献致したいので 6億5千万コペで 如何と」(៙ں៙)



「ヘッ、そりゃあ ありがたいが」(⛯ᆸ⛯)

・・・(コノヤロー 何考えて やがる。とんでもねえ事 言い出しやがって)


「そのかわりですな。条件が 3つ 御座います」(៙ں៙)


「ふむふむ、聞く事は、聞きましょう」(⛯ᆸ⛯)

・・・(やっぱり、どんな条件でも 断る。ワシを 甘く見よって)




「一つは、私を 商工会の 非常勤顧問に 推薦して頂きたい」(៙ں៙)


「顧問と言わず、理事に 推薦しよう」(⛯ᆸ⛯)

・・・(そんな事か。良いよ。理事に祭り上げて、位攻めにしてやる)


「とんでもない。私のような若輩が、恐れ多い事です。非常勤顧問で十分で」(៙ں៙)

(冗談じゃない。理事になれば 責任が重い。非常勤顧問は 名前だけ 責任は軽い)


「いやいや、貴方ほどの 商売上手は 若手の見本と 成って戴き・・・」(⛯ᆸ⛯)


「いえいえ、私は 偶々 幸運に会っただけ、素晴らしい 若手の・・・」(៙ں៙)



***狐と狸の化かし合い中***しばらくお待ちください***



「本当に 非常勤顧問で 宜しいんですな。非常勤は 手当も 有りませんぞ」(⛯ᆸ⛯)


「勿論で御座います。非常勤とはいえ、名誉な事で、有難うございます」(៙ں៙)



「2つ目ですが。ハイエナ御用達【バアさんの店】をご存じですか」


「いや 寡聞にして ハイエナも【バアさんの店】も 知りませぬが」(⛯ᆸ⛯)

・・・(何を言うとるんじゃ???)



「実は斯々然々。神の恩寵に 与かれぬ人々の 唯一の お救い小屋に なってまして

 【バアさんの店】の土地と家屋を バアさんの持ち物にして 遣りたいと考えまして、

 商工会長が 土地と家屋の権利を お持ちと 伺っております」

「誠に恐縮ですが、お譲り願えないかと」(៙ں៙)


「ああ、貧民街の あの土地ですか。他ならぬ【軽担ぎ本舗】さんに、お譲りするのは

 吝かでは 無いのですが、あの土地 全部なら【兎も角】。一角だけを 切り売りは

 勘弁願いたいものですなぁ」(⛯ᆸ⛯)



「さればこそ、6億5千万コペで」(៙ں៙)


「あの一帯の ワシの土地は 7億はしますぞ」(⛯ᆸ⛯)

・・・(フーム。貧民どもが 居ついたせいで、売りたくても 売れぬ あの土地。

    あいつらさえ 追い出せば 7億で売れるものを。今や【二束三文】)


「貧民を お助け下さい。私も貧民の出で、見捨てては 置けないのです」(៙ں៙)


「まあ、篤志のお気持ちは 良く分かりました。お譲りしましょう」(⛯ᆸ⛯)

・・・(まあ1億で 買った土地、3億5千万なら 売り時か)




「3つめで御座いますが、魔法の増幅器は ご存じですか」(៙ں៙)


「そりゃまあ、知ってますが。あれは軍と 軍の研究所に しかありませんよ」



「いえいえ、そんな 大それた物では 有りません。火魔法で有れば 着火」


「水魔法でしたら 猪口に一杯、風魔法でしたら 団扇で扇ぐくらいで」(៙ں៙)



「はあァあ、そんなもの なにするんですか。小学校で 習うでしょう」(⛯ᆸ⛯)


「いえ、それより 小さい魔力で動く 増幅器なのです」(៙ں៙)



「ちょっと待て」と言って、卓上の鈴を鳴らした。


 鈴から声が聞こえた。『はい、ハヤサカです』


「【斯う斯う】言う物 知らんか。身体障碍者用補助器具に 似た物がある?」

「分かった。この近くでは。デンマルク社。住所は?ふむふむ。分かった」


「ここへ行ってみなさい。ワシの名刺を 持って行きなさい」

「さて 契約を 済ませようか」(⛯ᆸ⛯)


・・・・・続く

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