狼達の 寄合・・・
第十八話 ある日の【オオカミ達】 & 第十九話 ハイエナ御用達の【バアさんの店】 & 第二十話 《レンタル》 & 第二一話 【いつものダンジョン】
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読者諸兄への 御忠告です。
この物語は、非常に【残酷】な、或いは【ヘドの出る】描写が御座います。
必ず、ご了承の上、お読みください。
この行以降を 読む方は 一切【自己責任】で お読みください。
作者は 一切の責任を 負いません。
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##### 恥劇珍奇想体験の参 転生文庫の3 【J】#####
##### 後編 ⦅⚆o⚆⦆【神の恩寵】無かりせば #####
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$$$$$$$$$$ 主な 登場人物 $$$$$$$$$$
【J】 ⦅⚆o⚆⦆:転生ヘタレ主人公、国語算数理科社会体育図工家庭科、オール2
上限、体力10、魔力10。
【バアさん】(/ε\):ハイエナ ご用達【バアさんの店】の主
【軽担ぎ】 (៙ں៙):神の恩寵【軽荷物担ぎ】
【木挽き】ドン(ⱺᆼⱺ):神の恩寵【木挽き】大神の使徒
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***** 第十八話 ある日の【オオカミ達】*****
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ある日、【オオカミ達】が 集まって 相談ぶってただ。
「どーすっだや」「大神様ぁ、高天ヶ原さ、帰えっちまった」「どしたら良かんべ」
「山のダンジョンの 魔獣さ居るけ、食いもんにゃ 困んねけんどなぁ」
「足りなきゃ、村に貢ぎ物させりゃ、ええけんどよう」「使徒つったっけ、あれだべさ」
「使徒つったなゃ」「【木挽き】ドンけ。明日出かけっとよ」「使命さ、果たすんだと」
「使命さ、果たさねば、狼に喰い殺されっとよ」「誰が喰うだ、オラ(・д・)嫌んだ」
「これお前たち。大神様の お告げに 従わぬ 積りか」と金色の神狼。
「大神様は仰せられた。『狼達が、汝を八つ裂きにして呉れる』」と銀色の神狼。
「そぉら、違うべな」「そりゃ、木を切らねぇ時だべさ」「「「そんだ、そんだ」」」
「『【邪な者】を見つけ、【神罰】を与えるのが使命』の時は違うべさ」
「『神狼が、汝を八つ裂きにして呉れる』。『神狼が』っつったべさ」
「「「「「「「「んだ、んだ。オラたつ、皆で聞いてただ」」」」」」」」
(アッチャー、こいつら、しっかり してやんなー、憶えてんのかよー)
(兄者、どーする。これじゃあ。ごまかせねー。俺達が奴に付いていくのかよー)
斯くして選ばれた”神狼”は、意気揚々と 晴れの出立の日を 迎えるのであった。
(^^♪ わ~が 大神に 召されたる・・・
***** 遥かなる旅路 其之弐 *****
旅費を作り。(艱難辛苦幾星霜。は 長いので割愛)
【木挽き】ドンの鋸演奏(音痴が受けた)と、金狼銀狼の火男踊りで、
旅費を稼ぎつつようやく、辿り着いたのは、御存じ【いつものダンジョン】
***** 初日【いつものダンジョン】1階層スライム層
「ガウガウ」(のう、兄者、こげな所に【邪悪なる者】っつう奴が 居るんけ)
「がうがう」(聞くなって。オラだって知んねーだ。付いていくしか、あんめーよ)
(だどもよー。ここのダンンジョン、なんか 気持ち悪ィだ。ブヨブヨが いっぺえ)
(山のダンジョンは、権兵衛狸、七度狐、大蛇、喰い応え 有ったもんな)
神狼達の 体重は 5%減っていた。
***** 2日目【いつものダンジョン】2階層スラッグ層
神狼達の体重は10%減っていた。
【木挽き】ドンは、神狼の 言葉なんか知らん。珍しい毛色の 神狼だと思っている。
(こいつら 連れてキャ 何とかなるさ。山のダンジョンの 魔獣を喰ってんだから)
「次は2階層だ、スラッグの核一個10コペ、ノルマ50匹づつな」(ⱺᆼⱺ)
「ガウガウ」(ギャー《なめくじ》ー、兄者、おれもう(TдT)やだー、もう泣く~~)
「がうがう」(俺だって、やだー。弟者~~。気持ち悪ィ~~~。ヲ、ヲェ~~~~)
神狼達の 体重は 20%減っていた。
***** 3日目【いつものダンジョン】3階層(大蛭層)
神狼達の 体重は 30%減っていた。
「おめーら、なんか元気ねえな。今日も【バアさんの店】連れてって やっから」(ⱺᆼⱺ)
「核一個100コペだ。この階層は 初めてだから ノルマ十匹で 良いだろう」
「がうがう」(ギャギャギャ~~。でっけェ~~。こんな大蛭。見た事ねぇ~~~~)
「ガウガウ」(俺達より、でっけええ。こんなん喰えるか。噛みつけるか~~~~~)
「こらー、ドケいくだー、逃げんじゃねエ~~~~」(ⱺᆼⱺ)
【木挽き】ドンの3階層、攻略ならず。
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***** 第十九話 ハイエナ御用達の【バアさんの店】*****
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「どうしたさね【木挽き】ドン」(/ε\)
「こいつらの 体調が悪い みたいなんだ」(ⱺᆼⱺ)
神狼達の 体重は半分に なっていた。【木挽き】ドン せつなそうに、なでながら。
「ありゃー、あんた こいつらに 何したさね。これじゃ 死んじまうさぁ」(/ε\)
「なんもしてねーよ。こいつら 軟体魔獣が 苦手みたいなんだ」(ⱺᆼⱺ)
「4階層からは、オボルトなんかだから。大丈夫だと、思うんだけど」
「3階層までは、弱っちいけど、軟体魔獣だろ。4階層まで、行けねえんだ」
「あー、そんなら、いいもんが、あるくさ」(/ε\)
「このタブレット、魔獣の位置情報付さね」
「これなら、4階層まで、魔獣を 避けて 行けっさね」
バアさんが、タブレットを 見せながら。
「いくらなんだ。それ」(៙ں៙)
「たった¥10万コペ。安いだろ。これで狼達は 4階層まで 行けるさ」(/ε\)
「安いかも 知れ無ェが。こちとら、そんな金ねえよ」(៙ں៙)
「なんだ、売れればマージン10%入ったのに」ガッカリした バアさん(/ε\)。
【木挽き】ドン、不貞腐れて 寝ころんだ。
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***** 第二十話 《レンタル》*****
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フスマが開いて、【転生ヘタレJ】が 顔を出していった。
とぼけた声で「《レンタル》にすれば いいんじゃない」
「「なんだ《レンタル》って」」バアさんと【木挽き】ドン、一緒に聞いた。
この世界には《レンタル》が 無かった。
・・・説明中&交渉中・・・
「それなら、俺でも借りられる」と 【木挽き】ドン(ⱺᆼⱺ)。
「それなら、誰でも貸せる」と バアさん(/ε\)。
「これで 身売りしなくて 済んだぞ」と 【軽担ぎ本舗】社長(៙ں៙)。
「ボウズ、今回も 同じ条件だぞ」
「いいよ、金が必要なら、僕の給与から 引いて良いよ、同じ条件で」⦅⚆o⚆⦆
「そりゃ助かる。同じ条件で 宜しく頼むぜ」(៙ں៙)
・・・・・ 【軽担ぎ本舗】こと【バアさんの店】2 ・・・・
【軽担ぎ本舗】資金節約の為、【バアさんの店】を本社にしていたのだ。
(/ε\)「なんだね、身売りってさ」
(៙ں៙)「資金繰りが、行き詰まって。どーしようも無かっただろ」
「そこへ【軽荷物専門】を、売らねえかと来た。タブレットの話を聞いたらしい」
「込々で、2千万コペ。足元見やがって。これで盛り返せるぞ。ボウズ良くやった」
【軽担ぎ本舗】株式会社:株主の株数
筆頭株主【軽担ぎ】の持ち株が:20,000株(▲2,000株)
バアさん株主の持ち株が : 2,000株(▲ 200株)
【転生ヘタレA】の持ち株が : 10株(+2,200株)
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***** 第二一話 【いつものダンジョン】*****
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〖マッチュウタブレット〗レンタル受付所。
「ハイハイ、押さないで くださーい。並んでくださーい」(៙ں៙)
【いつものダンジョン】入口に 販売店を作った。酷い 掘っ立て小屋。
それでも、お客さんは来る。欲しい品物が 有れば お客さんは来る。
このダンジョンの 冒険者達人口、およそ、千人と言われている。
そして【荷物担ぎ】さん達も 500人は居る。
〖マッチュウタブレット〗日産1台。現在在庫500台。
レンタル料 1台月1万コペ。売上毎月500万コペ。
しかも 毎日1台づつ 増えている。
それでも 品不足状態。転貸までされる始末。
【軽担ぎ本舗】社長。「ギャハハハ、ギャハハハ」笑いが止まらない。
約800台で 頭打ちになった。それでも 毎月約800万コペの 売り上げになった
・・・・・ 【いつものダンジョン】4階層(コボルト層)・・・・・
【いつものダンジョン】四階層は 初心冒険者で溢れ返った。
なにしろ、四階層まで 消耗しないで 行けるのだ。獲物は貨物便、空身で帰れる。
コボルトとの戦闘で 経験を積んで 一人前の冒険者になる者が ゾクゾクと現れた。
そうなると、商売人が 黙っちゃ居ない。
初心冒険者が 行けるなら、怪我や体力の衰えで 引退した 冒険者でも行ける。
引退冒険者は 仕事が少ない、安い賃金でも、仕事が有れば 喜んで飛びつく。
商売のノウハウは 教えれば良い。
四階層で 暖かい飯の出る 休憩所が在れば、ニーズは必ず有る。
簡易宿泊所街は あっと言う間に出来た。
・・・・・続く