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転生ヘタレ主人公【J】⦅⚆o⚆⦆と【軽担ぎ】(៙ں៙):神の恩寵【軽荷物担ぎ】

第十五話 (៙ں៙)【神の恩寵】【軽荷物担ぎ】


֎۞இ֍۞෴֎۞ቓ֍۞ᎇ֎۞Ꮜ֍۞ᢱ֎۞ᗟ֍۞ᛶ֎۞₪֍۞ಹ֎۞⡺֍۞Д֎۞६֍۞Ⲯ֎۞Ⳗ֍۞ⳬ֎


 読者諸兄への 御忠告です。

 この物語は、非常に【残酷】な、或いは【ヘドの出る】描写が御座います。

 必ず、ご了承の上、お読みください。

 この行以降を 読む方は 一切【自己責任】で お読みください。

 作者は 一切の責任を 負いません。


֎۞ధ֍۞߷֎۞ఴ֍۞੪֎۞ന֍۞፰֎۞ᗖ֍۞ᙈ֎۞ᛯ֍۞ᨒ֎۞ᱪ֍۞֎۞ㅰ֍۞ꁉ֎۞ꕍ֍۞ꙭ֎


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##### 恥劇珍奇想体験の参 転生文庫の5 【J】#####

##### 前編 ⦅⚆o⚆⦆【神の恩寵】無かりせば  #####

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$$$$$$$$$$ 主な 登場人物 $$$$$$$$$$


 【J】 ⦅⚆o⚆⦆:転生ヘタレ主人公、国語算数理科社会体育図工家庭科、オール2

         上限、体力10、魔力10。


 【バアさん】(/ε\):ハイエナ ご用達【バアさんの店】の主


 【軽担ぎ】(៙ں៙):神の恩寵【軽荷物担ぎ】


$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$




*****************************

***** 第十五話 【神の恩寵】【軽荷物担ぎ】*****

*****************************


(^^♪ 泥水飲んでも 鯉は鯉~~


【荷物担ぎ】でも、4トン・十トン・百トン担ぐ、猛者ばかり、揃っちゃいない。

 中にゃ、弱い奴も居る。0.35トンしか、担げない奴もいる。


【神の恩寵】【軽荷物担ぎ】こと、通称【軽担ぎ】。軽い物しか運べないので。

 荷物ひとつ当たり単価は、どうしても高くなる。だから、中々、顧客が付かない。



 そこで、多少、危険だが、ダンジョンに入った。

 一般人より 力は有る、4階層なら何とかなる。

 力任せに、魔獣を弾き飛ばして、潜った。


 今まで、諦めていた死体を、持ち帰れる。

 【食うや食わず】だった、初心者の稼ぎが 何倍にもなる。

 大きな死体は運べぬが、小さい死体は運べる。しかも、食料や水なども 補給できる。


 出口付近で、ハイエナ達に解体を手伝わせ、解体料も節約、初心者達もホックホク。

 クルクル 要領良く立ち回ったので、人気爆発、【軽担ぎ】引っ張りだこになった。

 初心者達に 大うけした。【軽担ぎ】は「ウハウハ」言っていたが。〈好事魔多し〉。



 大手の運送屋が、眼を付けた。稼ぎの悪い、客あしらいの 悪い奴らを集めた。

 4トン・十トン・百トン担ぐ、猛者達を送り込んだ。名付けて【ダン荷物専】。


 値段は【軽担ぎ】と同じだが、《何時でも何処でも》のキャッチフレーズ。

 【軽担ぎ】より深い、五階層迄 行けたので、あっと言う間に、顧客を奪われた。



 頭を抱える【軽担ぎ】と、解体の仕事が 無くなった【ハイエナ】達。



***** ハイエナ御用達の【バアさんの店】*****


「ここも、当分、来れ無くなるな」(៙ں៙) 「あの仕事も もうお終いだ」


「【軽担ぎ】さんや。随分、不景気な話じゃないくさ」(/ε\)


「だって バアさんよ。大手に 出て来られちゃ。喧嘩に ならねーだろ」(៙ں៙)

「せめて、五階層迄 行けたら、商売に成るんだがなあ。ハアーッ」



「いい大人が、情けねー。しっかりするくさ」(/ε\)

「うちの MP無しだって、魔法使えるように なったくさ」


「アホクサ MP無しで 魔法が使えるもんか」(៙ں៙)


「あに言うだ。ホンジャ、見せてやっくさ」(/ε\)



・・・・・


「オイ、居候。この【分らず屋】に オメエの魔法 見せてやっくさ」(/ε\)


「バアさん、今、いいとこ なんだから、邪魔すんなよなぁ」⦅⚆o⚆⦆


「なー-んが、ここは、オラの家だ。文句有るなら 出てくさ」(/ε\)



 ガタピシ。フスマを開けると、薄暗い部屋で蹲って、実験している【転生ヘタレJ】。

 相変わらず、消えゆく《線香の残り火》のような、情けない火魔法。

 バアさんが、フスマを開けた為、明るくなって、見えなくなった。



「どこに、魔法が有るんだね。なーんも、ねーじゃ ねーか」と【軽担ぎ】(៙ں៙)


「あーーあーーーっ、そこ踏むなぁ。そこは配腺が・・・ひん曲がっちまう」⦅⚆o⚆⦆

「動くな。そっと、足を上げろ。アホウ、そっちじゃない、反対だ」



「バカー、そこも踏むなー。別の腺が有るんだ・・・(悪口雑言罵詈雑言云々閑雲)

「うわーん。滅茶苦茶に しちまいやがって、どうすんだよ~~~~」


 パニックになった【転生ヘタレJ】が 泣き喚き、怒鳴り散らした。



・・・


「てーと、何かい。本当に 火魔法が 使えるんだな」と【軽担ぎ】(៙ں៙)


「そーさね。このアタシが 見たんだ、生きた証人さね」(/ε\)



「ちょっと バアさん黙っててくれ。で 線が どうとか言ってたな」(៙ں៙)


「ちがう~~。【線】じゃない【腺】だ。細い管なんだ。それも五層の管」⦅⚆o⚆⦆

 【転生ヘタレA】《泣きべそ》かきながらも、言い募るのだった。



「しかし、そうは言っても、何も見えないし、触れもしない。有ると言われてもなあ」

「『プラズマを 安定させる 装置のように、魔法線を集中させる』なんのこっちゃ?」

「さっぱり、分らんが。ボウズの言う通り、線が有るとしてだな」


「【腺】ぎゃー、【腺】ぐゃー、がゃー・・・云々閑雲」と、怒り出す【転生ヘタレJ】



・・・・・


「あーっ、分った・分った・分ったてばよ、【線】じゃなく【腺】な」(៙ں៙)

「そして、見る事 触れる事が 出来ない【腺】が有ると」


「見る事 触れる事が 出来ない じゃなくて、認識できない程、細いんだ」⦅⚆o⚆⦆

「ナノメートルの千分の一のから、百万分の一魔法線の波動で干渉波を造って・・・」



 説明しだした、転生ヘタレ【J】を遮って、

「分らん、分らん、言わんで良い。いっくら 聞いたって 分らん物は 分らんのだ」

「教えてくれ、この【腺】が切れたら、ボウズは分かるんだな」


「当たり前だ。切れたら大変だ。【腺】に、どのくらいの 圧力が掛かったら・・・



「待った待った。詳しい話は、聞いても分らん」(៙ں៙)

「それより、もう一つだけ。それ、1日どのくらい作れる?」


「ちゃうちゃう、火魔法じゃない。あんな火魔法はいらん。【腺】だよ【腺】」

 いつのまにやら、【軽担ぎ】の顔が商人になっていた。


「【腺】だけなら、1日10cc位かなぁ。そんなに作った事 無いけど」⦅⚆o⚆⦆



・・・・・


「又、訳の分からん事を。なんや10ccって」(៙ں៙)


「MP1で外径1/1,000,000,000,000cm長さ1mの【腺】が出来る」

「俺のMPが10だから、長さ10mの【腺】が出来る」⦅⚆o⚆⦆

「問題は太さだ。太ければ、見えてしまう。細ければ 魔力線の量が 少なくなる」


「フムフム、難しいィモンやなぁ」腕を組み、頷く(៙ں៙)(チョッとも分からん)


「太過ぎず、細過ぎず、魔力線の性質、どの魔力線と、どの魔力線を どう合わせれば

 効率良く、なおかつ、威力を上げて火魔法を・・・」⦅⚆o⚆⦆


「待て待て、ちょっと待て。火魔法は置いとけ、いや、捨てろ。放ットケやあ」

 今度は、商人の顔の【軽担ぎ】(៙ں៙)が 怒り出す。



・・・・・


「なにも、そんな大声ださなくても、グスン」涙目の【転生ヘタレJ】⦅To⚆⦆。


「ボウズ、手ぇ組もうや。資金は ワシが出したる。二人で ゴッツう 稼ぐんや」

「ええか、ボウズ。これは商売や。遊びとちゃうぞ。ワシも儲けるが ボウズも儲かる。

 ビッグチャンスや。ダンジョンの 5層までの客 総取りやで。笑いが止まらんで」


「ヒーッヒッヒッヒッヒッヒ」と、息も 苦しげに 笑い転げる【軽担ぎ】(ᐢᗜᐢ)



 何が何やら、分からない、【バアさん】(/ε\)と【転生ヘタレJ】⦅⚆o⚆⦆


(可哀そうに。《ダンジョン狂い》。ここにも犠牲者が)と、思ったそうな。



・・・世は並べて事も無し・・・


・・・・・続く

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