落ちこぼれの 転生ヘタレ【J】⦅⚆o⚆⦆が ダンジョンに 来ました。
門門門門門門門門 門門門門門門門門
門門 門門 門門 門門
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門門 門門 門門 門門
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門門 門門
門門 こ の 書 を 門門
門門 読 む 者 は 門門
門門 全 て の 門門
門門 新 聞 を 門門
門門 捨 て よ 門門
門門 門門
門門 門門門門
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読者諸兄への 御忠告です。
この物語は、非常に【残酷】な、或いは【ヘドの出る】描写が御座います。
必ず、ご了承の上、お読みください。
この行以降を 読む方は 一切【自己責任】で お読みください。
作者は 一切の責任を 負いません。
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##### 恥劇珍奇想体験の参 転生文庫の5 【J】#####
##### 前編 ⦅⚆o⚆⦆【神の恩寵】無かりせば #####
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$$$$$$$$$$ 主要 登場人物 $$$$$$$$$$
【J】⦅⚆o⚆⦆:転生ヘタレ主人公 (前世 国語算数理科社会図工体操 オール2)
冒険者登録資格 無し ランク『無し』
【木挽き】どん(ⱺᆼⱺ):冒険者登録資格 ランク『K』
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***** 第一話 転生しました。どうやって? わがんね *****
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(^^♪【ダン・ダン・ダンジョン・・・ズン・タカッタッタッター】
ここはダンジョン世界。
読者諸兄 ご案内のダンジョン世界。
スライム・ゴブリン・コボルト・オーク・オーガ等々が居る ダンジョン世界。
勿論、勇者・賢者・剣士・魔法使い・錬金術師・王様・貴族等々もいる。
商人・職人・農民・料理人・鍛冶屋・樵・猟師・漁師等々、一般職もいる。
世の中、そういう恵まれた職に 付ければ良いが、中々そうは イカの㋖。
【転生勇者】では無く、【転生ヘタレ】に 生まれた【J】君は、無職だった。
【神の恩寵】を 授かる事は 無かった。
前世の記憶で、転生ダッシュでも 決められれば 良かったのだが。
あいにく、ここは【魔法有り】の世界。
例の白黒ゲームも、マヨネーズも、魔法で あっさり コピーされた。
じゃあ 荷物担ぎでも。いやいや、こちらでは、【荷物担ぎ】も立派な職業。
【神の恩寵】4トン・十トン・百トン担ぐ猛者ばかり。
【転生ヘタレJ】君、など《お呼び》でない。
仕方なしに【ゴミ漁り】をしようにも、ゴミ箱がない。みんな魔法で”チャイ”。
かくて 【神の恩寵】を 貰えなかった者達は 街や村では 生活出来なかった。
だったら、ダンジョンに 行くしかない。かくて ダンジョンスラムが 生まれた。
と言う訳で、社会から弾き出された、落伍者は ダンジョンに来るのだ。
落伍者の 数は少ない。【神の恩寵】を 授からない者は、極少数であった。
ダンジョンに 来たとて、魔獣を 狩るなど、夢の夢、夢物語。
何しろ、【神の恩寵】の無い、只の人間の 生身の身体。
転生ヘタレ【J】君 人類の平均より、『贔屓目』で見ても、遥か下なのであった。
*****転生ヘタレ【J】⦅⚆o⚆⦆ステータス*****
生命力:HP 05/10・・・(並人1,000~999,999HP)
人魔力:MP 10/10・・・(並人1,000~999,999MP)
RANK:無し・・・(無し=人外)(〈K〉=並人)(〈M〉=超人)(〈G〉=伝説)
LEVEL:01・・・(1~3人外)(4~6並人)(7~9超人)(10以上伝説)
神の恩寵:【無し】
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では、どうするのか。冒険者達が 捨てた物、残した物、いらない物を 拾うのだ。
スカベンジャー(腐肉・屍肉漁り)、ハイエナとも ハゲタカとも 呼ばれていた。
冒険者・探検者・探訪者、色々な職の人が ダンジョンに潜る。
また、色々な性格の人達がいる。千差万別、一人として 同じ性格の者は居ない。
大抵の者は 落伍者を無視する。邪魔になら無ければ それで良いと。
しかし、中には、【ハイエナ狩り】と称し、追い回す輩が 居たのも事実だった。
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***** 第二話 転生ヘタレ【J】の毎日 *****
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転生ヘタレ【J】君、今日も今日とて、ダンジョン通い。
ダンジョンも 1階のみ、それも 入口に 近い処、すぐ逃げられるように。
勿論、碌な物はない。が 危険は有る。
このダンジョンの1階は 最弱モンスター スライムの領域。
スライムと 侮る勿れ。冒険者達には、容易い 魔獣だが。
【神の恩寵】の無い 人間にとっては、恐ろしい 魔獣なのだ。
スライムは 半透明より透明に近い。それが暗闇の 天井や 窪みに潜んでいる。
暗闇の中で、透明のスライムが 音も無く近付き 襲ってくるのだ。
強烈な酸の溶解液で、触れば皮膚は爛れ、振り払うのが 遅ければ 骨まで届く。
転生ヘタレ【J】君には、スライムを 中々 見つける事が 出来無かった。
だから 入口から 離れられなかったので、獲物は 僅かしか無かった。
ようやく、スライムの居る処の、およその 見当が付く迄、半年掛かった。
それまでは、ダンジョン内の、スライムの 餌を食べていた。小さな虫類だ。
小さな虫類。詳しく述べるのは、ご容赦願いたい。食事が 咽を通ら 無くなるので。
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***** 第三話 ダンジョンって ドンナ処*****
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スライムを倒すと 経験値が1P溜まる。スライムの核は 1コペ(1円位)。
冒険者達は、1・2・3階には留まらない。経済効率が悪すぎる。
2階の魔獣の核は10コペ、3階の魔獣の核は100コペ、生活費にすら足りない。
冒険者の初心者達は 4階の魔獣の核 1個1,000コペを狙う。
冒険者のベテラン達は 5階の魔獣の核 1個10,000コペを狙う。
荷物になるので、死体は持ち帰らない。
6階層よりは、パーティを 組んで入る者達が多くなる。
ここまでくると、荷物持ちを入れた、パーティも出て来る。
但し、荷物持ちの 護衛も入るので、大パーティになってくる。
大パーティは、さらに、下層に潜るのだ。
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***** 第四話 【ハイエナ達】*****
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ハイエナ組に 1階層を制覇した者がいた。スライムを倒し続けた、職は【木挽き】。
なぜ【木挽き】をしないのか。【木挽き魔法師】が 居たからだ。
【木挽き魔法師】は【木挽き】の 1万倍以上の速さで 木挽きしてしまうのだ。
【神の恩寵】を 授かっても、不遇の職は 有るのだ。
【神の恩寵】を 授かった【木挽き】は レベル3に成った。
スライムを 1,000匹以上を 倒したのだ。
彼は【K】クラスと成り、冒険者登録資格を 得たのだ。彼は泣いていた。
「冒険者ギルドに 行く。俺は 冒険者に 成るんだ」と 言って 出て行った。
その後、彼がどうなったのか、転生ヘタレ【J】君の知った事では無い。
【神の恩寵】の無い彼には、いかに経験値を貯めようと。
最大HP・MPが10以上に なる事が無いのだ。【K】クラスには成れない。永遠に。
ハイエナ組の、最長老の 爺さんが死んだ。享年は 分からない。
彼が【□】クラスだったか、レベルも 分からない。話をしない 爺さんだった。
たまに 4階層まで行き、稼いだ金で 独りで 一杯飲んでた。
「死んだら ダンジョンに 葬ってくれ」が 口癖だった。
そんな力が 有ったのに。ハイエナを やっていたのか、それは不明。懐は空だった。
それでも、虫取りを 教えてくれた。お陰で 転生ヘタレ【J】は 生きている。
虫の生態系から、喰える虫、毒虫の可食部分、スライムの好物、嫌う物等々。
転生ヘタレ【J】は 遺体を 爺さんの 口癖通り、ダンジョンの 中に置いた。
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***** 第五話 転生ヘタレ【J】覚醒?*****
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夜中、頭の酷い痛みで 目が覚めた。転生ヘタレ【J】の レベルが 上がっていた。
爺さんの 死骸の周りで、大量のスライムが 死んでいた。
1,000匹を 遥かに 超えていたろう。スラムに 効く毒が 仕込んであった。
「爺さん、有難うな。でもよ、俺はいくら レベルが 上がっても、強く成れねえんだ」
「最大HP・MPが10以上 増えねえんだよ。それでも、やっぱり 有難うな」
「でも、なんで、あんなに痛かったんだ。レベルが上がる度に あんなに痛いのかよ」
*****【転生ヘタレJ】ステータス*****
生命力:HP 04.93/10.00
人魔力:MP 09.43/10.00
RANK:無し
LEVEL:02・・・(1~3人外)(4~6並人)(7~9超人)(10以上伝説)
神の恩寵:【無し】
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「なんじゃ、こりゃ。なんで、小数点以下が2桁も。訳が分からん」⦅⚆o⚆⦆
「レベルが 2つ上がってる。ワッカンネー」
「大体、小数点以下が 増えたって、どうしようも 無いだろに」
爺さんの 死骸が無くなるまで、5日掛かった。夜毎、頭痛に苦しんだ。
*****【転生ヘタレJ】ステータス*****
生命力:HP 01.41421/10.00000
人魔力:MP 02.23606/10.00000
RANK:無し
LEVEL:05
神の恩寵:【無し】
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「なにか喰わなきゃ、死んじまう」⦅⚆o⚆⦆ 飢餓状態だった。
スライムの死体は、何万と 有ったが、核は少なかった。
恐らく、他のハイエナに 取られたのだろう。
「安くて、喰いでのあるやつ。バアさんの処しかない」⦅⚆o⚆⦆
・・・・・続く