一話 開幕
本が好きだった
歌が好きだった
嫌いなモノを好きになろうとした
乗り越えたかった
抱えた
我慢した
夢を諦める、時にはそうゆうことも必要だと思う。楽しいこと辛いことひっくるめて夢だから、逃げて逃げて離れてまた初めから。逃避して同意してそんなことばかりで、でも仕方ないだろ自分は悪くない悪いはずがない。未来の話をされたって言い淀むしかないだろ。苦しいばかりで頭抱えて閉じこもって自分でもどうしたらいいかなんてわからはずないだろ。誰か助けてくれ誰でもいいわけじゃないけれど。
7 : 00
朝 晴天 いい日!!
目が覚める、唸って手を大に広げ起き上がる。
あぁ、うぅ。まだ夏でもないってのになんでこんなにも暑いんだよ、地球温暖化許すまじ。
手を洗い顔を濡らす。パンにバターを塗り口に入れる紅茶の匂いを嗅ぎちょびちょび飲む。毎日の日課、これがないと1日がはじまらないんだなこここここここここ
7 : 00000000000000000000000000000000000000000000000000000
朝 晴天 いい日!!
目が覚める、唸って手を大に広げ起き上がる。
あぁ、んー?あー夢か。たまにあるデジャブ。夢の中で目が覚めて起きるやつ、これビビるんだよな慣れろよって話だけど。こういう夢を見た時はいつだって変な汗をかく気持ち悪くって仕方がない。
手を洗い顔を濡らす。パンにバターを塗り口に入れる紅茶の匂いを嗅ぎちょびちょび飲む。いつもの日課、
これがなくても1日は始まる。
7 : 00
朝 晴天 いい日
目が覚める、唸って、、手を大に広げて、、、起き、あぁ、またか今回三回目の7 : 00、夢の中で目が覚めて覚めても夢の中でまた覚める。誰にだってよくある普通のこと。ちなみにループではない、なんでかって?こんな短いスパンでループしてたら物語として成り立つと思う?無理だろ流石に。
手を洗い顔を濡らす。パンをやめて米を食らう、米のお供といったらの明太子と共に口に運ぶお茶の匂いを嗅ぎちょびちょび飲む。いつもの日課、いつもがいつもとは限らないのがこの俺。
これがなくても1日は始まる。
7 : 00
4回目
いやだいやだいやだいやだマジかよ最悪かよ目なんて開けないぞ開けてやんないからなよーし仕方ない開ーけよ。ふい、7 : 00ですねわかってました。あーもうえーどう、どうしろっていうの?なんで俺?いやループもの好きだけどさ、こがらし輪音さんの7年とか。でもこれって30分間の話じゃんだいぶ無理がある。だいぶどころではない恐ろしいほどとも言えるのはここだけの話。
さあ、どうしようか。まぁここは原因究明が先決か。何はともあれ即断即決、思考開始。
黙考
原因か、なんだろうまじで。高校3年生にもなるこの俺に何かあるか?特別な血筋、ないな。特異な力、ないな。んーとなると外的要因があると考えるわけだが。超常現象、SF、いやこれはもしやだるすぎる夢か?ありえる。次もう一回あったら流石にループだと思うけどね、これがほんとの怪獣withサカナクションなんてね。しょうもない話は隅の隅においておくとしてもうすぐ7 : 30だからな待ってみるか。
7 : 00
5回目
はぁそうかループなんだな。これで確信いったな。それに適当に30分おきにと仮定しておいたけど、どうやら正確には40分だということがわかったのは大きな成果だと言える。
さて突然だが、俺の部屋を紹介しよう。この部屋は2階にあってその角部屋に位置しているなので窓が2つあるわけだが、ベットから起き上がって右にある窓からは道路が見える、後ろにある窓からは車が縦に2台駐車できるスペースがある、そして左前にあるのが扉というわけだが。
問題、今から俺は何をするでしょう。
答え、窓からの脱出。
まぁ、別に玄関から出てもいいわけだがこういうのはノリというわけで窓へ、2階といえども少し高さがあるわけでとりあえず後ろの窓から瓦伝いに車を足場に行こうと画策し窓を開けてみる。うん?おぉ開けれるんだ。開けれるタイプのループだ。よいっしょっと。
綺麗な空気が顔にすーっと当たる。心地よいようでいて少し暑いような気もする暑いのは嫌いだ。涼しいのがいい。手を伸ばした、手、を伸ばした。
じゅ
肉が焼ける匂い、いや、炭?まるで黒くなるまで焼いた手羽先のいやな匂い。手首から指先の感覚がなくなる。熱い、熱いあついあついあついあついあついあついあついあついあついあついあついあついあつ、い
「あぁ"あ"っあああぁ"うわぁぁぁぁぁぁぁぁ"なんで、なんでなんで、うっ"ないないないないなんでない?なんで、いだいいだいだいいだい"うっうっうぇぇぇ」
7 : 00
6回目
初めて書いて見たけど意外とすらすらとかけてしまって気分が乗ったらまた書こうと思います。
名前分かりずらいかなと考えて日常への叫びから繰り返す40分に変更しました。