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救出と終焉

辺りは薄暗くなり始めていた。

校舎に残っていた生徒達も、寮へと戻りまばらな人数しか残っていない。


そんな学園の校舎を、上空からシルビア・アルビシスは見つめていた。


先程まで、時間の許す限り眠り、魔素の回復に努めていた。

それまでの間、僕が目覚めた事を悟られないようエディス達が学園長を足止めしたり、誤魔化してくれていたという。

でも、もうこのくらいでいい。

もう誤魔化しも、取り繕うのも必要ない。

言い訳の言葉も必要ない。

この行動が全てを物語る。



手に集まり膨れ上がっていく光を両手で包み込み、どんどん圧縮していく。小さく小さく、球のようになったそれは閉じ込められ力が溢れだしそうにブルブルと震えていた。

この手を離れたが最後、大爆発だ。


さあ、いってこい!


それを下の林に向かって勢いよく投げつけた。


それが地に落ちるやいなや、辺りは一面の閃光と爆発、爆音と爆風に包まれた。

下が何も見えない。

巻き起こった砂煙の黒い爆煙が上空を埋め尽くす。


それでも攻撃の手をやめなかった。

次から次へと、この手から放たれる光の球が下で爆発を起こしていく。何もかも無くなって野ざらしになるまで、この攻撃は止まらない。


だが、さすがにこの爆発だ。校舎に残っていた生徒達が何が起こっているのかと、外に出てきた。

いくら何でも、この爆発の中に突っ込んではこないだろう。それに、生徒達の足止めはエディス達に任せたので信じるしかない。


僕の相手はこいつらだ。

数人の教師が宙に浮かび、僕の周りを飛んでいた。

そして、飛べない教師は校舎の高い所から幾人もが、空を仰ぐようにこちらを見ている。


「シルビア君、君は気でもふれたのか!?」

「シルビア嬢!!もうやめなさいっ!自分が何をしてるのか分かってるんですか!?」

「みんなを殺す気か!?」


教師達が口々にいろいろと言うものだから、ただの大きな雑音だ。


「校舎の外側を更地にするだけなんで、ご心配なく」


攻撃の手を止める事なく、ニッコリと笑ってみせた。


勿論、なんだ、そうなんだ〜で終わるはずがない事は分かってる。


「それでいい訳がないだろ!!今すぐ止めるんだ!!」


凄んだ顔の教師にもニッコリと笑いかける。


これでも手加減しながらやってるんだ。得意な火の魔法はちょっとの力でも威力が強くなり過ぎてしまうし、僕の意思に関係なく飛び火して燃え広がってしまう事を考え、あえて光属性にして調節してやってるんだぞ。


「シルビア嬢!!君はもう退学だ!!退学!!」


この声は………………。

下を見ると、校舎の鐘の所で拡声器を持ちワアワアと叫んでいる学園長の姿が見えた。


「何を世迷い言を!僕に毒を盛り、国の王太子や貴族の子息令嬢を人質にとった王国の反逆者に立ち向かう女子生徒ですよ、僕は!」

「はあ!?何を言ってる!?頭がイカれたか!?」

「この狭い世界に君臨して天狗になったじーさんには分からないか!?世界は広い!ここ以外で動いてる!それを動かしてる中心人物は誰だ!?僕が言った事は現実になる!この反逆者どもめ!」


まあ、国王や父上の力でなくても、花畑の存在と証人達の証言があれば、学園は破滅だけどな。


「こ、この小娘がっ…………!!」

「すぐにあんたが隠してる物を見つけてあげるから!それが嫌なら僕を止めてみな!」


手からいくつもの光の球をあちこちに放つ僕の周りに浮かんでいるものの、教師達は一向に誰もかかってこようとはしない。


互いの顔を見ながら、皆がどうするのか様子をうかがっているようだ。誰が学園長に加担してるか分からないので、来るならば誰であろうと攻撃してやるつもりだったので、来ないなら来ない方が助かる。

死なない程度に痛めつけてやって、事が片付いたら治してやるつもりだったのに。

攻撃されるっての察知してんのか?単体でこれだけの威力の攻撃をして、魔力がまるで切れる感じのない僕に、まさか敵う気のある奴なんていないよなあ。


度重なる爆発の衝撃によるものか、学園を取り囲むようにそびえていた雪の高い壁が雪崩のように崩れ、防壁の魔法にかろうじて支えられたが、雪の圧でかミシミシと音を立てた。


防壁魔法が破れ、雪崩れ込んできたら一大事だが、今は防壁魔法の強化を使ってる場合じゃない。

もう少しだけ持ってくれ。


今度は光魔法の代わり、風を濃縮した魔法を放ち、辺りは一面暴風に包まれ、周りにいた教師達もバランスを崩して散り散りになる。


煙がなくなり、クリアになった視界に映ったのは……。


「みーつけた」


一気に急降下する僕を見て学園長が叫んだ。


「誰かあいつを止めろぉ!!」


はっ!誰が僕のスピードに追いつけるかよ!


錆びたような鉄の扉への直接の着地の衝撃で、扉はひしゃげて弾け飛ぶ。

そしてそのまま、扉の中の地面へと着地した。


「はい、到着っと」


学園長の叫びも虚しく、追ってくる者は誰もいない。

所詮は教師だ。騎士達のように命をかけてまで挑んできたりはしないか。

学園の衛兵達も、そろそろ駆り出されるかな。

そいつらはさすがにかかってくるかもしれない。


中を歩き、先にあった扉を開くと、そこは明るい光と共に一面の花畑が広がっていた。


広いな…………。地下にこれだけのものを作ってたなんて。

っと、呆けてる場合じゃない。早く2人の安否を確認しないと。

生体反応がいくつかある。

誰のかは分からないけど、行くか。


グッと力を込めるように足に力を入れると、弾丸のように飛び出した。


見渡す限りの花畑。この花の名はラフレアという。温度の変化に敏感で、綺麗な土壌と水を必要とする栽培の難しい花。

花は甘い香りがとても強く、元々の発生地では花弁を使ったお茶の原料とする用途だった。その後、その根に強い毒性、麻薬成分が発見されたが、栽培が難しい花なので量も限られていたし、用途の異なる栽培は犯罪とされた為、目立って大規模栽培をする事は出来なかった花だ。

それが人々の目を逃れ、こんなにも広大な土地で誰にも知られる事なく栽培されていたなんて。


すぐに人影の元まで辿り着く。

だが、何かおかしい。

カトリーヌとティーエの姿が見えた事に安堵したけれど、見たことのある教師2人が血だらけになってふらつきながらスコップで互いを攻撃していた。

苦悶の表情のカトリーヌと、魂の抜けたようなティーエの顔。


何があったんだ?待ってろよ。


最後の一駆けで、2人の元まで辿り着き急ブレーキをかけた。

ぶわっと土埃が舞い上がる。


「シルビア参上!2人ともお待たせ!助けに来たよ!」


突然現れた僕の姿に、涙ぐんでいたカトリーヌは驚愕の表情で固まった。


「そんな驚かなくても、ちゃんと生きてるよ。シルビア復活!!」


ニンと笑うと、そんな僕の胸にカトリーヌが飛び込んできた。


「お………遅い!遅い!遅すぎるっ!何やってたのよ!ちゃっちゃと復活しなさいよーっ!!」


そう言うと、カトリーヌは気が抜けたのかワンワンと泣き出す。

ちゃっちゃと復活って……………、そう言いたくもなるほど怖かったのだろう。


ティーエも何だか唖然とした表情で僕を見ているが、どこか様子が変だ。


「ティーエは大丈夫か?普段の訓練の成果は実を結んだかな?ところで、どうゆう状況、これ?」

「あ…………会長。会長………会長!会長!!」


涙を流すティーエの瞳に、僅かに光が宿る。


「……………お前、どうした?」

「シルビア!ティーエに喋らせたら駄目っ!!」


顔を上げ、カトリーヌが叫ぶ。


「会長……………姉さんが…………。許せない、会長………みんなを…………………」


カトリーヌの言葉の真意は分からなかった。でも、違和感を感じていたから、ティーエの口が開いた瞬間に動いていた。


言葉の途中でティーエの顔を僕の手の平が覆う。

そして、ティーエの体は力を失ったようによろめいた。

そのティーエの体を受け止めて抱き上げる。


「頑張ったね、ティーエ。少しおやすみ」


瞳を閉じて、眠りについたティーエの顔はどことなく安堵しているように思えた。


「えっと、眠らせたんですよね?」


そう聞いてきたカトリーヌをジロッと睨む。


「それ以外ある?まあ、仲間以外には容赦しないけど」


血だらけの教師2人に向かって、足を勢いよく地に踏みつけた。

その途端に、2人の動きがピタッと止まる。


「え?何で?どうして止まったの?」

「電流さ。死なない程度にビリビリ痺れてるって訳」

「こっちも何でもありね…………」

「んで、これはどう事なのか説明できる?」


スコップを持ったまま固まっている教師を見ながら聞くと、カトリーヌは少し迷った表情を浮かべたが、やがて話しだした。


「実は、ゲームのシナリオで、ティーエは古代王朝の末裔で、その王族は言霊みたいな力で言ったことを叶える力があったって設定なんだけど。たぶんその力が目覚めたと思うんだけど、あいつちょっとラリってて正気じゃないからあやふやで」


うーんと考えながら話すカトリーヌは、顔も体も土まみれで制服だってボロボロだけど、その顔はとても生き生きとしていた。


「ちょっと、どうして笑ってるの?」

「いや、たくましくなったなと思って」

「………………あなたのおかげじゃない。今だってそう。その顔を見たら、もう大丈夫、もう安心だって体中の力が抜けたのよ。それで、ここからが私達の反撃の番って変な力が湧いてきたのも、全部あなたの影響よ」


そう言ったカトリーヌの顔が力強くて、またフハッと笑ってしまった。


「ごめん、ごめん。僕が昏睡状態の間も頑張ってくれてたんだね。2人ともありがとう」


2人はとても大変だったんだろうけど、こうして無事に会えただけでなく、一回りも成長した姿は何だか頼もしくて、とても嬉しく思えた。ティーエは早く浄化してあげなきゃだけど。


ニッコリと微笑みかけると、カトリーヌは照れくさそうな顔で視線を逸らす。


「それで、会長はこれからどうするんですか?」

「もう、カトリーヌちゃんってば突然よそよそしくなって。さっきみたいな感じでいいから。敬語もなし、シルビアって呼んで。僕ら友達でしょ」

「さっきは動転してて……………」

「じゃあ、もう遠慮しなくていいから。僕らの仲でしょ〜」

「どんどん距離詰めてくるわね」


渋い表情のカトリーヌを見ながら、ついつい笑ってしまう。

でも、ゆっくりと話している時間はなさそうだ。


明るい日差しのような光が降り注ぐ上を見上げた。

いくつもの気配が集まってきている。学園を守る衛兵達が収集されたようだな。


「よくこの扉の場所が分かったわね」

「ああ、辺り一面吹っ飛ばしたから。出たら校舎しか残ってなくてビックリしないでね」

「…………ははっ、どうりで凄い音すると思った。地震も凄くて生き埋めなるかと思ったんだけど」

「そこはほら、調節上手だから。表面を上手いこと更地にしようと………、えっそんなに揺れた?」

「ちょっと、本当に大丈夫だったの?」

「あはは……………」


カトリーヌと話しながらも、視線は上を向いたままだ。

さて、どうするか。上に出てまた派手にやってやりたいけど、ここが崩れたらどうしようか。

上で戦ってる隙に、学園長らに証拠隠滅にここ燃やされても嫌だし。攻撃力のあるの連れてきて、扉の番人させれば良かったな。


「上にいるのね」


ふいにカトリーヌが言う。


「うん。教師は追いかけて来なかったけど、衛兵が集まってる」

「そう……………。ティーエとここは私に任せて行って来たら?」

「え……………」

「あなたが言うように私もアラサーの女なのよね。こんな長い間、後悔ばっかりでもう嫌になっちゃった。今回だってそう。悔やむくらいなら、私だってあなたの言う覚悟ってやつを決めないとね」


カトリーヌは笑顔で頷いた。

その表情は吹っ切れたように頼もしくすらあったが、心意気は良し。だが、現実役に立つかというと、正直攻撃タイプでないので、戦力ではない。

けど、キリリといい顔してるから断るのも言いづらいものがある。


躊躇っていたその時、ドオン!と大きな音と共に大地が揺れた。

すかさずカトリーヌが僕を見る。


「いやいや、まだ何もしてない。外だ…………。とりあえず、生き埋めは嫌だから外に出よう」


こうしてる今も音と共に、地面がグラグラと揺れた。


どうゆう事だ?僕以外に攻撃する奴なんているのか?

まさか、学園長がこの花畑を潰して隠そうとここを攻撃してるとか?でも、こんな威力のある攻撃をしかけられるような魔法使いいたか?皆そこそこだったはずだ。


ティーエを抱っこしながら、カトリーヌと共に出口へと急ぐ。

その間も、どんどん揺れは大きくなり、転んだカトリーヌとティーエを合わせて抱っこし、超身体強化で最後は駆け抜け出口まで辿り着いた。


この攻撃に対する対応か、集まっていた衛兵達の気配が殆どない。

外に出て早速2人の衛兵と鉢合わせたが、すかさずその2人へと数発蹴り上げると衛兵は気を失った。


ヤバい…………。魔素がある程度回復しただけの状態で、派手に攻撃したり、身体強化やあれこれしてたから疲れてきた。いつもはこんなんじゃないのに。


「様子を見てくるからさ、カトリーヌちゃんはどこかで隠れてまってて。攻略対象者はカディオ先生も含めて全員味方だ、それ以外には見つからないように」

「分かったわ」


校舎の隅の方でティーエを託すと、カトリーヌは任せてというように笑った。


こんなにも逞ましくなられちゃ、弱音なんて吐けないよ。期待してくれてるんだろ、僕ならどうにかしてくれるって。

それを裏切るつもりもないし、期待に応えてあげたいと思う。この世界のシルビア・アルビシスはいつだってそれを叶えてきたんだから。

カトリーヌちゃんに芽生えた小さな自信。危機を乗り切ったからなのかな。言葉でいくら言ったって駄目なんだ、自分にも出来たって成功が自信を作ってく。カトリーヌちゃんがのってる今、それを止めたらいけない。

僕らはやりとげるんだ!


ゆっくりと息を吐いてから、勢いよく上に跳ぶ。

校舎の高いところまて移動し、暗闇に目を凝らした。


学園の向こう側で、大爆発が起こる度、地が大きく揺れた。

街の方ではない。この学園に向かってきてる?もしかして攻撃してるのは、この雪か?細くなった雪の壁の道を攻撃してるのか?


何回もの大爆発が連続して起こる。爆発とその熱量で高い雪の壁が崩壊していく様が遠くに見えた。

こんなの個別の魔法使いじゃ無理だ。それにこの魔法の波動は、魔導砲じゃないか。こんなの持ち出してきて、戦争でも始める気か?


連続の魔導砲の攻撃により、立ってもいられないほど大地は大きく揺れ、校舎も振動でミシミシと音を立てた。


もう近くに来てる。こんなの校舎に当てられたら一溜りもない。

寮の生徒たちは無事かな?校舎に残ってた生徒も誘導されて寮に行ったかな?校舎が崩れたらマズいから、カトリーヌちゃんとティーエも避難させないと。

でも寮が攻撃されたら?嫌だ……………。

単身乗り込んで、魔導砲を壊しに行くか?でもこの攻撃を見るに、何台もある。僕1人じゃ間に合わない、壊してる間に攻撃されたらみんなが………………。


考えがまとまらないのに、みんなの顔が思いうかんできて胸がつまり、キツく唇を噛んだ。


今のこんな情け無い顔はみんなには見せられない。僕のこんな顔見せたら、みんな不安になってしまう。終わりだと思ってしまう。


雪のなくなった煙の立ち昇る地に、そこを埋め尽くす程の多くの兵の姿が見えた。


何だあれ?軍隊?何て数だ…………。本気で戦争でもするつもりか?犯罪者の集まりとはいえ、ただの学校だぞ、ここは。


あんなの相手にするだけの力が残ってない。残りは、学園の衛兵だけだと思っていたし。

でも…………やるしかない。


意を決し、校舎から飛び降りると動き出す。


姿を潜め、まず敵の大将を落とす!




だが、事態は呆気なく終わりを迎えた。

軍隊に近づいていくと、彼らの持つ旗に見慣れた家紋があったのだ。見ると見知った顔もちらほらといる。


どこの馬鹿が軍隊引き連れて戦争みたいな真似を、と思ってたらまさか自分の父親だったとは………………。


〝父上ーっ!!〟


雪の上から手を振った僕を、直接出向いていた父は凄く驚いた顔で見上げていた。


聞くと、僕が意識不明との書簡をカディオ先生の友人からもらい、冗談でこんな事をする奴ではないとの友人の話に、僕がそんな状態になるくらいの事が起こっているのだと、事によっては全てを無に返してやるという気持ちで出兵してきたらしい。


濃〜い麻薬盛られちゃって、確かに昏睡状態だったよと伝えると、校舎をぶち抜いてやると命令しようとしたので、慌ててそれを止めた。カトリーヌちゃんもいるし、ここは戦場でなくて学校ってこと父上分かってるのかな、と不安になってしまった。他の生徒たちもいるのに。


少数衛生でこっそり片をつけるのではなく、こんな軍隊規模で思い知らせてやるようなド派手な攻撃を選択した父上の思想は危険なんだろうけれど、それだけ僕の事でショックを受けての行動なんだろうと思うと少し嬉しい気もした。そう思える僕の思想も危険なんだろうな。




とりあえず、学園側が証拠隠滅とか余計な事が出来ないように軍隊に学園を占拠してもらった。


こうして波乱に満ちた長い夜は終わりを告げたのだった。

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