私は綿嶋さんのペットになりたい。
「私は、綿嶋さんのペットになりたい」
何でこんな事を思うようになったのか――キッカケなんてものは曖昧なもので思い出せないけど、たぶん、些細なものだったのだろう。
綿嶋さんは、所謂不良少女だ。
学校にはたまにしか来なくて、よく遅刻して、授業もサボってばかりで。
だけど、良いところもある。
運動神経が良くて、頭も良くて、お洒落で、スタイルも良くて、何より、凄く綺麗なのだ。
だから、私はペットになりたい。
話した事もない相手なのに――そんな風に考えている私の気持ちを知られたら、きっとドン引きされてしまうんだろうな。
そう、思っていたのに。
あの日から、私の生活は一変してしまったんだ。
私は綿嶋さんのペットになりたい。
――
(わたわた。懲りずに百合モノ)
(わりと短めに完結します)
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序章
私は綿嶋さんのペットになりたい。
2021/07/04 18:03
(改)
妄想するペット。
2021/07/08 00:00
恥ずかしがるペット。
2021/07/09 00:00
(改)
歪なペット。
2021/07/12 00:01
(改)
模索するペット。
2021/07/18 00:00
(改)
終章
新しいトビラ。
2022/06/01 00:00