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第九話 いきなりピンチに陥ったレオス!?

 俺たちは、城下町を通り城の前に着いた。空は血のような真っ赤な夕焼けだった。この日の出来事をレオスは一生忘れないことになる。


「何か、様子が変じゃありませんか?」

「確かに・・・・・・いつもはフレデリカ様が迎えに出ておられるのに。それに、門番もいやしませんぜ」


 女騎士の質問にアックス(でっかい斧)を担いだ屈強な男騎士が答えている。


 確かにいつもはフレデリカが騎士団をねぎらって、一人一人のモチベーションを高めるのと婚約者の俺の無事を確かめるためでもある。フレデリカは最近分かったことだが、やたら心配性だった。それなのにフレデリカどころか門番の兵士までいない。城も静かすぎる・・・・・・と、その時何か物音がした。


「今の音は?」

「我々にも聞こえました」


 女騎士が答えた。


「よし、みんな臨戦態勢をとれ! 俺は国王とフレデリカの安否を確認する。お前たちは現状を確認しつつ、他に人がいないか探ってくれ。くれぐれも警戒を怠るなよ」

『了解しました』


 騎士団のみんなは一目散に散っていった。それを確認したレオスは玉座を目指した。




 騎士団の人たちは辺りを警戒しながら食堂の前に来た。そっと中をのぞくと何人か座ってるのが見えた。


「お前ら、無事か? いったい何があった」


 屈強な男騎士が肩に手を置くとゴトッと座ってた人が倒れた。


「死んでやがる!?」

「こっちもだ」


 他の騎士たちからも死んでると報告が上がり、食堂にいた全員が死んでいた。


「私は、隊長に報告に行く」

「ああ、わかった。こっちは他に人がいないか探してみるぜ」


 女騎士が駆けて食堂を出ようとしたところで何かに横から体当たりされた。


「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・何?」


 当てられた方を見るとそこには先ほど死んでたはずの死体が動き出していた。


「こいつら死人(アンデッド)だ」


 騎士たちが騒ぎ出した。死人がいるということはこの城の中に死霊使いの魔物がいるという意味でもある。

 女騎士が慌てて剣を抜こうとしたところで


「コンヤローがぁぁぁぁぁぁっ!!」


 屈強な男騎士が(アックス)でしびとをきりさいて、頭をつぶした。


「こいつらは、俺たちで何とかする。お前はこのことを隊長に伝えに行け」

「し、しかし」

「こいつらのほかに魔物が入り込んでる可能性もある。いくら隊長が強くても一人では限度がある」

「・・・・・・分かりました。ここは任せました」


 女騎士はレオスのもとに駆けていった。


「よし、野郎ども。騎士団の維持にかけてこいつらを一匹残らずつぶすぞ!」

『オオオオオオオオッ!!』


 後にした食堂から騎士たちの雄たけびが聞こえた。



 その頃レオスは、玉座の前の扉にいた。外は日が沈んだのか城の中は暗くなり周りが見ずらくなっていた。いつもなら当然明かりがついているのだが人の気配もなく静かすぎることが一掃不安にさせた。


(血の匂い、まさか・・・・・・)


 レオスは急いで中に入ると奥に人影が見えた。玉座に座っているのは国王だったが、ぐったりしていた。


「国王様、大丈夫ですか!?」


 背中に回してた手がグッジョリとして見ると血が滴り落ちていた。

 その時、国王がわずかに身じろぎした。


「・・・・・・レオスか」

「国王様。気づきましたか。今すぐに手当てを」


 回復魔法をかけようとした俺の手を掴み、それを制した。


「無駄だ。ワシは治らん。いいか、よく聞け・・・・・・ゲホッ、ゴホッ」

「国王様、気を確かに」

「もうこの城は魔族に占拠されている。しかも、魔王にだ」

「魔王!? 魔王はその昔に先祖が倒したはずじゃ・・・・・・」

「その魔王は蘇った。しかも、ある人物に転生してな。その人物とは・・・・・・」


「だから、はやく帰ってきたほうがいいよって言ったのに」


 声のした方を見るとアーサーがいた。


「アーサー、大変だ。早く国王に回復魔法を」


 だが、アーサーは微動だにしなかった。


「何やってんだ! 早く・・・・・・」


 その時、国王が腕を引っ張た。


「いいか、レオス。アーサーが魔王だったんだ」

「なに、言ってんだ。アーサーが魔王なわけ・・・・・・今まで一緒にやってきたのに。なあ、違うよなアーサー?」


 アーサーは頭を抱えたと思うと


「そうだよ。僕が数百年前に討伐されて現代によみがえた魔王だよ」

「な、何言ってんだ。お前は昔から暴力が嫌いでよく泣いて俺の後ろに隠れて、あんだけ戦うのが嫌いだった奴が魔王・・・・・・冗談も大概にしとけよ」


 アーサーはどこか懐かしそうに語りだした。


「レオス、覚えているかい。昔君とフレデリカと一緒に露店巡りをした時のことを」

「ああ、お前たちと高台で花火を見ようとしてた時に襲われて姉ちゃんとキサラに助けてもらったんだ。後で相手の一人が魔物が人間に擬態してたって聞いたけど」

「そう、その時なんだよ。僕が目覚めたのは」


 あの時のことを思い出したがアーサーに変わったことは無かったはずだ。

 レオスはアーサーに聞き返した。


「どういうことだ。あの時のお前は普段通りだったはずだ」

「最初君は、トイレに行くとか言って高台にはいなかったね。その時襲われたわけなんだけど僕は真っ先にやられてしまってね、フレデリカを助けなきゃと思った時に頭に声が響いてね、その声に耳を傾けたら前世、魔王だった記憶が走馬灯のように思い出したんだよ。だけど、あの時の僕の体は膨大すぎる魔力に耐えられずに全身に傷が入りまた、気を失ってしまった。だから、膨大な魔力に耐えられる体に成長するまで今まで通り過ごしてたわけだけどね。まあ、漏れ出してた魔力の残滓でクリス様とキサラは裏でコソコソ調べてたらしいけど今まで何もしてこないということは僕自身が魔王だということには気づけなかったということかな」

「よくペラペラしゃべるな。俺がこの情報を誰かに伝えるとは思ってないのか?」

「その心配はないよ。騎士団は今頃、死人にやられてるだろうし、国王は虫の息、残るはレオス、きみだけということさ」


 俺はすぐに騎士団のところに戻ろうとしたが、突然鎧が鉛みたいに重くなって動けなくなった。


「なんだ、これは・・・・・・全身が急に重く」

「やっと効いてきたようだね」

「何だと・・・・・・」

「下を見てみなよ」


 そう言ってアーサーはレオスの足下を指さした。

 レオスは足下を見下ろすと先ほどまで薄暗かったがちょうど月明かりが照らし、見ると全体を囲むように魔法陣が輝いていた。


「何だこれは!?」

「それは、僕が作ったオリジナルでね。その魔法陣に捕まるとみるみるレベルが下がっていきたったのレベル一に成り下がる。これではそこら辺の人間以下だね。これで君はどうすることもできない。君は最高の友だったけど恨むならあの時ちゃんと僕を倒してくれなかったご先祖様を恨むんだね。そこの国王と一緒に葬ってあげるよ。悲しむことは無いよ。後で君の姉さんもあの世に送ってあげるよ」

「そ、そんなことさせるわけないだろう」


 レオスは何とか体を起こそうとするが鎧が重すぎて身動きが取れない。


(クソッ! 本当にレベルが下がってるようだ。どんどん力が抜けていく感じだ。どうする)


 レオスはレベルが下がりきる前にまだかろうじで動く右腕を前に突き出して魔法を放った。


『ファイヤーボール』


「へぇ~、まだ、そんな力が残ってたなんてね。だけど無駄だよ。『ファイヤーボール』」


 二つのファイヤーボールがぶつかり合ったが、拮抗することもなくレオスのファイヤーボールは押し返された。


「クッソー」


 レオスに出来たのは無駄だと分かっていても国王の上に覆いかぶさって自分を盾にすることだった。

 押し返されたファイヤーボールに飲み込まれそうになった時、一つの影が飛び込んできた。


 ズッドーン!!!!!!!


「あっけない幕切れだったね。レオス。あとは、世界にこの魔王が復活したことを知らしめなくては――む・・・・・・」


 煙が晴れるとそこには二人をかばうようにして女騎士が立っていた。


死人(アンデッド)にやられたと思ったけどまだ生き残りがいたんだね。せっかく助かった命ならこんなところに来ないでさっさと逃げ出せばよかったのに。そうすればもうちょっと長生きできたかもしれないのにね」


 女騎士は後ろに倒れてきてレオスは何とか受け止めた。


「だ、大丈夫ですか。隊長?」

「く、待ってろ。今、回復魔法を」


 レオスはすぐに女騎士に回復魔法をかけようとするが淡い光が出たらすぐに霧散してしまった。


「くそ、もう回復魔法を使えないレベルまで落ちてるのか」

「だから、そういったじゃないか。アハハハ・・・・・・」


 アーサーは高笑いしている。レオスは悔しくてしょうがなかった。たった一人の部下も救えず、国王ももう虫の息だ。これでは今まで何のために強くなったんだ。昔フレデリカにもっと強くなって守ると約束したのに・・・・・・と、ハッとして顔を上げた。


「フレデリカはどうした! アーサー」

「そこにいるじゃないか」


 アーサーに言われて横の扉の方を見ると人影が見えた。その時ちょうど月明かりが中を照らし、浮かび上がったのはフレデリカの顔だった。


「無事だったか。フレデリカ?」

「・・・・・・」

「!? どうした、フレデリカ?」


 フレデリカは閉じてた口を開いた。


「レオス、どうして、どうしてお父様を殺したの!!」

「な、何を言ってるんだ。フレデリカ」


 レオスは一瞬何を言われたか分からなかった。


「な、何ということだ・・・・・・ハァ・・・・・・ハァ・・・・・・ハァ」

「国王、喋らないでださい」


 国王は息も耐え耐えになりながら語った。


「い、いいか、レオス。よく聞け・・・・・・おそらくフレデリカは魔王・・・・・・いや、アーサーによって暗示をかけられておる」

「暗示。いったいどのような?」

「これは、あくまでワシの予想だが、魔王は暗黒魔法の使い手と聞いたことがある。きっとフレデリカは精神操作されている。そこにはお主がワシを殺す映像が見えているのだろう。それに、恐らくだがフレデリカには声はおろか今ここにおるワシの姿が見えておらんだろう」


 パチパチパチ・・・・・・


 玉座に拍手の音が鳴り響いていた。その音の方を見るとアーサーが手をたたいていた。


「その通りだよ。ほぼ正解といってもいいかな。仮にもこの国の王なだけはあるね」

「聞いただろう、フレデリカ。国王は死んでない。アーサーに騙されてるだけだ!」


 フレデリカは一歩前に出ると


「そんなわけないじゃない。私は目の前で見たわ。あなたがお父様を殺したのを・・・・・・」

「それはいつだ?」


 レオスが即座に聞き返すと


「いつ・・・・・・思い出せない。確かに、この目で見たはずなのに――くっ・・・・・・きゃぁぁぁ!!!」


 フレデリカはは突然頭を抱えて苦しみだした。


「ま、まだ、暗示は完全じゃないかもしれん・・・・・・た、頼む。レオス・・・・・・娘を・・・・・・フレデリカを・・・・・・た・の・む」


 国王から力が抜けていき、息絶えた。


「国王!国王・・・・・・」


「ようやくくたばったね。後は君とそこでかろうじで生きている騎士だけだね。せめて最愛の人に殺されたいだろう。僕が完全に魔王に戻るまでの人間の情として受け取ってよ」




 一方フレデリカの精神は見えない鎖のようなもので絡み取られていたが、一時的に自我が戻って、国王が亡くなる光景が見えていた。


『お父様、ごめんなさい。私が弱いばかりに、私がもっと強かったら回復魔法で癒せたのに』


 フレデリカは直も動けないレオスにとどめを刺そうとしていた。


『やめて、これ以上は。レオスまでやらせるわけにはいかないわ』


『やれやれ、君の自我が目覚めてるとはね』


 その声の方向を見るとアーサーがいた。


『あなたは、アーサー・・・・・・いえ、魔王。よくも今まで私たちをだましてくれたわね』

『ああ、今は君と話してる場合じゃないんだ。大人しくしててくれるかな』


 アーサーは魔力を込めるとフレデリカに絡みついてた鎖が締め付け、フレデリカの精神は気を失ってしまった。


『これからも僕が飽きるまで操り人形として使ってあげるからね』


 そして、フレデリカの精神は奥深くに眠ってしまった。


 ただ、その場所に一点の光があることをアーサーは知らない。




 「じゃぁ、死になさい。『アイスニードル』」


 レオスにの氷柱がいくつも飛んでいく。今のレオスでは当たっただけでも致命傷になる。もうだめかと思った時


『フレイムアロー』


 どこからが飛んできた炎の矢が氷柱に当たり、蒸発した。


「ご無事ですか。レオス様」


 その声で顔を上げるとレオスの前にキサラが立っていた。


「・・・・・・キサラ」


 キサラは俺の横で横たわってる国王を見ると、


「どうやら一足遅かったようですね。だけどそちらの騎士の方は間に合います。『ハイヒール』」


 女騎士の顔色がどんどん良くなっていく。どうやら回復したようだ。


「助かりました」


 女騎士はお礼を言うと立ち上がり剣を構えた。


 水蒸気が晴れていくと、


「キサラ、あなたまで私に逆らうの?」

「気を確かに。あなたは魔王に操られてるだけです」

「私の気は確かよ。レオスはお父様を殺したの。だから私が敵を討つわ。アーサーはそれに協力してくれてるだけ・・・・・・アーハハハハ・・・・・・」

「どうやら、強力な暗示でも掛けられてるようですね・・・・・・では、その元凶を打つことにしましょう」


 キサラはメイド服のスカートに手を入れると、ガーターベルトからいくつものナイフが出てきてそのうち二本を両手に構えた。


「私も戦います」


 キサラの隣に女騎士が並んだ。


「あくまで逆らう気みたいだね。ならどういう目に合うかわからせないとね。やるよ、フレデリカ」


 その時、玉座につながる扉が勢いよく開いた。


「大丈夫ですかい! 隊長?」


 扉の方を見ると騎士団の連中が駆け込んできた」


「へぇ~、あの死人相手に一人も欠けずに突破してくるなんて、どうやら君たちを甘く見たかな」


 その言葉で男騎士がそっちを見ると


「フレデリカ様に、アーサー・・・・・・これはどういう状況ですかい?」


「みんな、気をつけてくれ。アーサーは魔王だ」

「それはどういう・・・・・・」


「こういうことだよ」


 アーサーが口元で何か唱えると騎士団の大半が一瞬で蒸発した。


「アーサー、てめえ、よくも。仲間だったんじゃないのか」

「仲間・・・・・・僕にはいないよ、そんなの」


 アーサーの言葉に切れた残りの騎士団が一世に襲い掛かった。


「よ、よせ」


 レオスの言葉は届かず、次から次えとやられていった。


「わたしも戦います」


女騎士も加勢に向かった。


 この場に残ったのは、レオスとキサラ、フレデリカの三人だけになった。


「じゃぁ、邪魔者もいなくなったし、殺すわね。どっちから先に死にたいかしら」


 相変わらずフレデリカの目は焦点があってないような感じで禍々しい気配を醸し出していた。


「レオス様、今のあなたでは歯が立ちません。ここは私が何とか抑えますから今の内に脱出を」

「バカをいうな。フレデリカをほっておけるか。それに誓ったんだ。俺が守ると、なのに・・・・・・」


 レオスは悔しくて涙が出そうだった。


「だが、今のあなたは、常人以下になっている。これではただの無駄死にです。チャンスは必ず来ます。だから、今だけは逃げることだけに注意してください」

「・・・・・・分かった」


 レオスはキサラの言う通りにした。

「ではこれを」

「これは?」


 レオスはキサラに一つの剣を渡された。


「かつて、貴方のご先祖、アルが魔王と戦ってた時に使っていた聖剣です」

「これが・・・・・・だけど今の俺じゃ聖剣どころか普通の武器も扱うことができない」

「大丈夫です。聖剣は普通の武器と違い、武器に宿る精霊が認めてくれれば扱うことは可能です。それに、持っているだけど多少の傷なら癒してくれるはずです。では、この玉座の後ろに隠し階段があります。それを降りていくと奥の部屋に魔法陣があります。その中央に乗ってください。ある場所へ転移されます。ここは、私たちに任せて行ってください」

「分かった。どうかキサラ無事でいてくれ」


 レオスは玉座の後ろに駆けて行った。


「あれは! まさか、聖剣。レオスが持っていたのか。行かせてなるものか」


 アーサーはレオスに向かって魔法を放とうとすると


「やらせるか」

「隊長の邪魔はさせません」

「そうだ。隊長なら絶対魔王をいつか倒してくれる」

「そうだ」


 アーサーに何人もの騎士団の連中がしがみ付いた。


「雑魚が何人も。ええい、鬱陶しいわ~!!」


 ドゴーン!!!!!!


 しがみ付いていた連中が吹っ飛んで壁に叩きつけられたが、すぐさまに他の騎士団の連中が斬りかかったり、魔法で攻撃している。


「どいつもこいつも、しつこい。フレデリカ、レオスを行かせるな!」

「ええ、分かってるわ」


『ウインドカッター』


「させません」


 キサラが二本のナイフで襲い掛かる風を切り裂いた」


「どこまでもじゃまするつもりなのね」


 レオスは隠し階段を駆け下りていった。


(レオス様、どうかご武運を)




 レオスは階段を降りると奥の部屋から白い光が漏れ出していた。


(あそこか)


 部屋に入ると中心に魔法陣があり、光り輝いていた。

 急いで魔法陣に乗ると白い光に包まれ、辺りが見えなくなると、次に気付いた時は薄暗くて何も見えなかった。


(ここは、どこだ? 暗くて何も見えない)


 その時、人が近づいてくる足音がした。


「どうやら、間に合ったようね」

「だ、誰だ!?」

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