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器用貧乏なスライムは異世界で自由奔放に生きていく?  作者: ねぎとろ


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44話 今日から私は恐竜です!

そろそろ迷宮編も終盤に入ります…

 ぷはー!

 食後の運動は良いねー!

 泳いでる感覚もないし、なんなら沈んでるような浮かんでるような、変な感覚だけど水の中は相変わらず気持ち良い!


 それに、私が首長竜を倒してから何日か経ったからなのか分かんないけど、なんと水の中にお魚さんが少しだけいるのよ!

 これはラッキー!

 このまま順当に食べないでいけばお魚さんが勝手に増えてくれるだろうし、きっと異世界のお魚さんだしすぐに増えるでしょ!

 いやー、ようやく私の楽園が復活してきたね。


 あー……やっぱりダメかも……。

 水の底にまだまだ首長竜とかヤバそうなモンスターがいるねこれ。

 首長竜はデカいし目が光ってるから暗くても分かるっちゃ分かるんだけど、他にもサメみたいな見た目の牙が鋭いやつとか、小さいけど集団でモンスターを襲ったりしてるモンスターも見える。

 なんていうか、弱肉強食の世界が私の目の前で広がってる感じ。


 うわっ!

 今度はサメがこっちを見てきやがる!

 まだ警戒してるっぽいしさっさと陸に上がっちゃおーっと。


 よーし、陸に到着!

 やっぱり陸のが落ち着くなぁ。

 水の中だと身動きも制限されるし、なんていうかあんなに危険な空間ならもう入りたくないかもしれない……。

 ん?

 なんか視線感じるような……。

 うわっ!

 やっぱりモンスターがいやがる!

 しかも完全に見た目がバッファロー!


 そしてあの構えはそう!

 私に突進してきますよねー!!


 うひゃー!

 はぁはぁ。

 なにあのスピード。やばすぎでしょ。

 もう少し距離が近かったら轢き殺されてたわ。


 けど! もう攻撃手段は理解した!

 だったら後は変態して倒すだけよ!

 ……待てよ?

 変態って、今変態スキル使ったら首長竜になっちゃうんじゃ……。

 それはやばいよ。やばすぎるよ!


 っておい!

 空気読めよバッファロー!

 私が変態スキル使うか悩んでるでしょーが!

 ぐぬー。

 こうなったら首長竜になるのを覚悟で変態スキルを使ってやる!


 ……。

 あれ?

 私を包む光とかが大きくなったり、私自身も相当視線とか高くなると思ったけど、もしかして私首長竜になってない?

 いや、首長竜に変態できてたらすぐ分かるだろうし、これはまだカメレオンのままか。

 なんでだろ。強いモンスターになるならカメレオンから首長竜になってもおかしくないと思うんだけどなぁ。


 もしかして首長竜が巨大すぎてまだ私じゃ変態出来ないとかそんな仕様なのか?

 うーん……。

 こういう時こそ機械音声が頑張ってくれれば良いのになぁ。


 はぁ。

 やっぱり返答はないよね。

 ま、地道に成長しまくっていけばいつか分かるでしょ。

 それに、もしかしたら首長竜くらい大きいモンスターとか、異世界なんだしドラゴン的なモンスターを倒したら成長出来るかもだしね!


 さーてと、カメレオンになれたのは好都合だし、とりあえず光で目が眩んで怒り狂ってるバッファローを倒すとしますか!

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