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[10]異世界でテンパってみる

書きたい話からどんどん勝手に離れていってます。話を書くって難しい!


一件落着である。

・・・。



自分は何もやってないけど・・

というか邪魔しちゃっただけのような・・・


「ごめんなさい!戦いの邪魔しちゃって!」

「沢山の魔物に襲われたみたいだから急いで駆けつけたんだけど」


「えっと・・、なんか大丈夫そうだったので!」


とりあえず謝ろうとして、思っていた事をそのまま話していた。言い訳しているみたいに。

完全にテンパっていたのである。


多分、傍から見たらあたふたして眼が渦巻きになって汗が大量に出ているだろう、漫画的な表現だと。


そんな様子を少女はまた驚いた表情で見ていた。


そして暫しの沈黙の後、少女は言った。


 「いえ、こちらこそ有難うございます。最後のところでお声を掛けて頂けなければ、危なかったかもしれません。それに戦いの最中に・・・」


そこで少女は言葉を止め、また沈黙が訪れた。


今度は少女に驚きの表情はないが、好奇心の目で明らかにこちらをじっと見ている。


(なんだ、これ・・。どうしよう。今度はこっちから話掛けたらいいのかな?)


「「あ、あの!」」

言葉が被った!


お互い同時に驚き、次の言葉に詰まるが直ぐに少女は続けて話しかけてきた。

さっきよりも大きな声で。

 「あの!失礼かもしれませんが、あなたはどの様な方ですか?」


(ん?どのような方?どう意味だろう⁉なんて答えればいいんだろうか、またテンパってきた)

「えー、え〜と・・・それは」

異世界から転生したての元男の今女の子です!とは言えないし、そもそも質問の意味が分からない。


そこで少女はまた質問してきたのだ。

 「天使様か女神様ですか?いえ、そうですよね⁉」


自分「え!」(何言ってるのこの人ー!!)

 少女「え!」(やっぱりそうなの?違うの⁉)


二人同じ言葉を発しているが全く意味が違うのであった。



  

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