プロローグってなんだよ!
駄文です。多分・・・
落書きの類です。きっと・・・
ギャグといっても笑えなかったらゴメンナサイ m(__)m
でも、スマホや携帯で読みやすいかも・・・
「ほら、エルフですよ。ケントさん」
「エルフ・・・ってなんだよ?どれがエルフ?何それ?」
俺は、中世風の街並みに立っていた。
榊原健人。
東京の高校に通っている
――いや、もう過去形なのかもしれないが――
とにかく高校生だ。
「ほら、あっちにはドワーフの集団が」
俺の隣ではしゃぎ気味に宣う女
つば広のとんがり帽子をかぶった彼女の名はカレン。
魔法使いだそうだ。
カレン曰く
「あなたは神に選ばれし勇者なのです」
だそうだ。
俺は、この異世界?とやらに
転生?して来たらしい。
異世界ってなんだよ!
ファンタジー?
アールピージー?
いや、そのくらいの単語は知ってるよ!
でもね・・・俺、ゲームとかしねーし
アニメ?もう見てねーよ、子供じゃあるまいし
ラノベ?ヲタクが読むもんだろ?それ
カレンの言葉を思い出す
「え、マジですか?ケントさん男子高校生ですよね?
エロいこととスマホゲームのことにしか興味のない
ベッドの下にフツーにエロ本隠してて
親に見つからないって思い込んでるバカなガキですよね?」
お前、男子高生なめんな!
いや、確かにベッドの下にその手の本はあるけれども・・・
「ケントさんって携帯持ってます?
パソコン使えます?
L■NEとか使い方わかります?
中身オッサンですか?」
スマホ持ってるし、情報の授業もA評価だ!
「いやぁ、最悪ですね
見た目が童貞臭におい立つエロガキで
中身はコッテコッテに いやらしさ脂ぎる中年男なんて
彼女できないわけですよ
いや、友達だって・・・
やだ、ボッチなんですか?ケントさん」
友達いるし!
彼女は・・・いない・・・
いや、面倒だから作らないだけだ。
てか、この女、言葉で人を殺せるんじゃねぇの?
魔法とか使わなくてもきっと殺せますよね!
もしかして
その散弾銃みたいな容赦ない罵倒が
魔法だったりするのかな?
そういうワザ使うのを
魔法使いって言うのかな?
魔法使いが石畳の上でくるくる踊る様に笑った。
「どうです?ケントさん。このファンタジーワールドは!
胸躍る冒険が待ち受ける夢のような世界!」
夢なら早く醒めて欲しい。
金髪碧眼の美少女魔術師は
相も変わらずはしゃいでいる。
「さぁ、行きましょう!」
「どこに?」
「魔王討伐の旅に決まっているじゃないですか!」
魔王ってなんだよ!
「あなたは転生したこの異世界で伝説の英雄となるのです!」
だから・・・
異世界転生ってなんだよ!
次話予告
わかりにくい『プロローグ』も終わり、いよいよ本編がスタートする
日本の一般的な男子高校生――榊原健人の前に現れる『王様』
容姿、風貌、言葉遣い、ツッコミ所満載の『王様』に主人公は・・・
次回「王様ってなんだよ!」
予告など要らない程、本編の中身は薄っぺらいぞ