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俺と勇者  作者: 真島 真
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勇者「何で分かったんですか!?」俺「そりゃ分かるだろ」




勇者は言った。


「なななな何で分かったんですか!?」


俺は答えた。


「そりゃ分かるだろ。見れば」




「幻惑の魔法で誤魔化しているというのにですか!?」

「魔法・・・魔法か」

「そうですよぅ!!幻惑の魔法です!!私が着けている、このペンダントには幻惑の魔法が掛かっているんです。このペンダントを付けている者は、他人からは男に見える筈です」

「そうなのか?とてもそんな大層な物には見えないが・・・その前に・・・魔法ってなんだ?」

「え?」




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