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俺と勇者  作者: 真島 真
2/5

俺「頭おかしいのか?」勇者「おかしくありません!!」




俺は言った。


「・・・頭おかしいのか?」


勇者は答えた。


「おかしくなんかありませんよ!!正常です!!」




「そんな剣なんか持っちゃって。銃刀法違反だよ?」

「・・・ジュートーホー?なんです?それは」

「・・・そんな事も知らないのか。それよりここどこよ?俺、誘拐されたの?」

「誘拐なんてとんでもない!!答えられましたし」

「・・・答えた?」

「はい、こちらからあなた様にお力をお貸しくださいとお頼みしましたところ、はい。と」

「・・・うーむ、覚えがないな。本当にそう言ったの?」

「いえ、私が直接言った訳ではないのでそのような内容としか・・・すみません」

「ってことは誰か通したの?」

「はい。光の精霊様を通しました」

「・・・もしかしてあの眩しいの?」

「はい?そうだと思いますけど?」

「・・・言ったわ」




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