4話
あれから2年の月日がたった。
一作目が発売され人気が出るまではそう時間がかからなかった。
絶対的な人気をはくしたX-tec社は、1作目の次は2作目、そして俺が大学一年生の夏を迎えた時に3作目が発売された。
一作目と二作目からのデータの引継ぎが可能で今まで一緒に戦ってきたモンスターたちとまた新たな大地で戦えることは素直にうれしいものだ。
俺は現在所持しているモンスターは、手に入れた順に黒龍・鳳凰・九尾・死神を入れた4体だ。
そしてこれからまた楽園で手に入れるであろう一体を加えて5体になる。
黒龍は最初に出会ったSS級モンスターで、鳳凰は一作目に最初に攻略したものに与えられる景品でS級にあたる。
そして九尾は、出会いがしらは妖狐でC級だったものの進化しS級の九尾にまで成長した。
死神もまたこれも2作目の景品でS級にあたる。
今のところは、九尾以外は絶対に他では手に入れられないものとなっている。それはやはり黒龍と共に歩んできた道のりが激しくありいつも俺の支えになってくれたことだ。
だから一作目と二作目の攻略に一番乗りになれた。
これは後日談…
後で聞いた話だが、俺と同じ一作目のβテスターの中で俺のようにSS級モンスターのドラゴンを手に入れ二作目のSS級モンスターである玄武・青竜・朱雀・白虎のうちの一体のを手に入れて戦力的に問題なかったのにギルドを作りギルドマスターであった彼は、仲間の成長を待つのに少し時間がかかり、俺が攻略した数日後に来るという形になってしまったと言う話があったそうだ…
ネットでは、俺のユーザーネームの「麗月」が一作目と二作目で一番乗りだったという事で持ち上がり正体を見た人がないという事で謎のプレイヤーとして実は運営側の策略なのではないかとも噂をされているようだ…
だって俺いつも移動は人目を避けて黒龍を使って空を飛んで移動してるし
さていつものようにヘッドセットをセットしてベッドに横たわった。
「セットオン」
ギィーーーン
甲高い起動音とともにいつも所とは違う脳を後ろから殴られる感じがしながら眠りについていった。
「前作のデーターを引き継ぎますか yes/no」
もちろんyesだ。
そしていつものようにAIが現れ前作との違いを淡々と述べていった。
だがここからが違ってきた…
いきなりAIが最後にこう述べて言ったのだった。
「あなたたちはこれからデスゲームをを行ってもらいます。それに伴いいつも数か月で攻略されていたこのゲームをさらに難易度をあげさせていただきました。ですから前作までで攻略組にいた方たちも調子に乗りすぎていると死にますよ。
あっ忘れてました。現実世界とこの世界の時間の比較として現実の一日がこちらの10分間と同じなので安心して攻略してくださいね!!
今作は、難易度をあげた関係でフィールドを大きくし一作目と二作目のフィールドを加え塔と迷宮そして森林にモンスターが存在しています。
今までは、明確にその場所まで行きラスボスを倒せば終了でしたが、今作は「愚者」から始まり「世界」で終わる大アルカナの神殿の封印を解けば終了となりますそしてデスゲームからも解放されます。
疑問点がありましたらゲーム開始時に楽園のフリースペースでゲームマスターから直々に話があります。そこでお話を伺ってください。」
AIが言い終わると俺はいつも見慣れた楽園のフリースペースに飛ばされていた。
だがそこには、驚きを隠せないプレイヤーたちがいた。
それは、プレイヤーがメニュー画面から現実世界に戻れないことで実証されていた。
しばらくしてゲームマスターが現れた。
彼の言葉を要約すると自分は壬生雅紀にVR機能を技術を盗まれた科学者で自分の技術が彼にに奪われたことが許せなかったみたいで、それが今の現状につながったみたいだ。
これは、こ壬生雅紀にしてはこの状況は最悪だろう。
なぜなら大衆的に作ったとされるものが1作、2作と莫大な人気を誇り3作目は異例の一億人ものプレイヤーが想定されている。
そしてその者達の命の危険をさせてしまっているのだから…
ゲーム機能がハッキングされ助かる見込みはない。
なぜならこちらとあちらの時間間隔が全く違うから
ハッキングをし返すという事は、主犯である科学者が実質不可能だと言っている。
その根拠は、ハッキングをし返すことで俺たちのヘッドセットが一度シャットダウンするみたいでその衝撃で今プレイしている人たちすべてに高圧の電圧が発生し一瞬で脳がチンされてしまうみたいだ。
そもそもが、みんな問題が起きていることに気づかない。
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俺は、それを聞くとすぐに人の目に映らないところに行きいつものように楽園で初期のモンスター探しをするのだった。
だってやることは変わらない…俺はモンスターを狩るのみだ。
そしてさらなる高み、そして心躍る楽しみが俺を待っているならばこの命一片の悔いなし。
さぁ、飛ばしていこうぜ!!




