表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

13/83

【番外編②】 高槻悠真の想い「俺にとって、この人だけが“家族”だった」



俺の人生は、最初から“欠けていた”。


小学生の時に両親を亡くして、

親戚なんて当てにならなくて、

気づけば社会の隅っこに取り残された存在になっていた。


誰も信じられなかった。

誰も信用しなかった。

だって、裏切られるのが怖かったから。


でも――

あの日、あの人が現れるまでは。


◆ あの日の出会い


あの時の俺は、本当にクズみたいなガキだったと思う。

雨に濡れて、役所のロビーでふてくされて、

「誰も助けてくれない」って世の中を恨んでた。


そこに現れたのが、

大人っぽくて、キレイで、でもどこか寂しそうな女の人――春日井真希。


「ご飯、食べに行かない?」


その時、正直「騙されるかも」って思った。

でも、

“あ、この人、俺と同じでひとりなんだ”

って、直感で分かった。


だからついて行った。

それが俺の人生を変えた。


◆ 偽りの家族、でも本物の居場所


それからの毎日は、

家族っぽいけど、どこか不器用な生活だった。


「これ、朝ごはん……。慣れてないけど、頑張ったから」

「お、おぅ……ありがと」


俺のために料理してくれて、

学校の面倒も見てくれて、

でもどこかで線を引いてた。


たぶん、

「これは恋じゃない」

「これはただの保護者」

って、自分に言い聞かせてたんだろう。


でも俺は、

高校生になる頃には、

「この人が好きだ」って気づいてた。


それは、母親への愛じゃなくて、

恋人としての愛情だった。


◆ 恋に変わった瞬間


中3のクリスマス。

バイト代で小さなネックレスを買って、

「いつもありがとな」って渡した時、

真希が少しだけ、涙を浮かべた。


その瞬間、

「この人を守りたい」って、心から思った。


誰にも渡したくない。

誰にも傷つけさせない。


この人が笑ってる世界だけで、俺は生きていける。


◆ だけど世間は許さない


世間から見れば、

「母親と息子」で、

「歳の差20歳」で、

「犯罪に見える恋愛」だ。


でも俺にとっては、

たったひとりの「家族」で、

たったひとりの「彼女」なんだ。


それを誰が否定しても、

俺は絶対に譲らない。


◆ 未来の話


まだ高校生だから、

将来のことなんて全然分からない。


でも、ひとつだけ決めてる。


俺、大人になったら、

この人を「母親」から「妻」に変えるんだ。


それが、俺の人生のゴール。


だから、これからも――


「帰ってきたら、“おかえり”って言ってくれよ」

「俺の家族は、真希だけなんだから」


それが俺の本音。




最後まで読んでくださり、ありがとうございます!

もしこの物語に少しでも「面白い!」と感じていただけたなら——


ブックマーク & 評価★5 をぜひお願いします!


その一つひとつが、次の章を書き進める力になります。

読者の皆さまの応援が、物語の未来を動かします。


「続きが気になる!」と思った方は、ぜひ、見逃さないようブックマークを!

皆さまの応援がある限り、次の物語はまだまだ紡がれていきます。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ