第十二話 神視点
私は、知らなかった。
物語の作り方に「視点」があるなんて。
私は、知らなかった。
大好きな漫画やアニメは、「神視点」の作品が多いということが。
小説は、「一人称視点」が書きやすく、「一人称視点」では、群像劇のようなものが、書きづらいとは知らなかった。
そして、ビックリした。
クロニクル何とかを書いた、とある大作家さんも、「一人称視点」作品が多かったという事を。
御覧の通り、分析ばかりで、自分にダメ出しばかりが多かったので、なかなか世に出してみようとは思いませんでした。
絵は、もちろん棒人間すらかけない「画伯」レベルです。w
上の末尾の「w」は、小説では使わないそうです。
油断すると、うっかり書いてしまいそうになります。
構想何年ってわけではないんですが、生みだしたいヒロインがおりまして、それを書くにはと考えて、フトしたヒントから生まれたストーリを、その前に書いてみました。
ところが、これが大変した。
書き方に、視点があると初めて知りましたし、漫画やアニメは、どちらかというと「神視点」なのだと。
そして、「神視点」は、技量や経験がないと、カオスになるらしいと。
「プロットって何?
人参の仲間?
『あらすじ』とどう違うの?」
そう、問いかけても、Google先生は、沢山の曖昧な検索結果を出してくるだけなのでした。




