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ババが書いた一言日記。
ババには娘がいる。
娘には小学校の娘がいる。
小学校の娘はババの作るラーメンが大好きである。
ババはある日突然メモ用紙に書き始めた。
ひとりごとと言う名のぐだずぎを。
ぐだずぎと言う名の短い日記を。
バツイチの娘はこのぐだずぎを大切に保管した。
ただのぐだずぎなのに。
内容は薄っぺらいし
同じような事が続けて書いてあるだけなのに。
それでも母親の書いた直筆のぐだずぎが
捨てられないでいる。
ある日のぐだずぎ。その1
(孫と娘と3人で)
近所のスーパーにいくとちゅう
おじいさん(ババの夫=ジジ)にあったよ。
孫がおこづかい
2千円もらった。