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徒然異世界日記  作者: えつお
異世界の王都にきました
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宿に帰るとミイちゃんとアオがベッドの上でくつろいでいた。

「今日はお留守番ありがとう!退屈じゃなかった?」


「大丈夫だよ。今日はリンドがお家に招待してくれたの!今度みんなでピクニックに行く約束もしたんだよー。」


「ピュラルル〜」


ミイちゃんとアオは私のいない間にリンドさん一家だけでなく宿や近所の人達とも仲良くなったらしい。

その辺を歩いているとみんな声をかけてくれるしおやつをもらえたりもするそうだ。

近所の子供の面倒を見たり、アオと走り回ったり楽しく過ごしていたとのこと。


まあ、イーサンでもそうだったもんね。

一応精霊様達だしね。

そのコミュ力が羨ましい…



少し遅い時間になってしまったので、今日も宿の食堂で晩御飯を食べることにする。

今日のメニューは魚が蛤のレモングラス煮で、肉が豚肉の生姜焼き。蛤にはパン、生姜焼きにはご飯が付く。今回も、もちろんどちらも頼んだ。


蛤は白ワインとオリーブオイルで蒸し煮にされていて、身はふっくらプリプリだし、優しい塩味と爽やかなレモングラスの香りが上品なのでいくらでも食べられる。

豚の生姜焼きは千切りにした生姜がたっぷり入っていて、食べると舌がピリピリするくらいだが、ほんの少しバターが入っているようで後味はマイルドになる。醤油ベースなのでやっぱり米と食べるのが1番美味しい。

これも毎回のことになりつつあるが、食堂でご飯を食べる時は白ワインと赤ワインを一杯ずつ。

ご飯がワインに合うのよ。ほんと。


今日はデザートの代わりに、と綺麗な青色のジュースを出してくれた。

細いグラスに入っていて、下から上へと色が薄くなるグラデーションになっており、レモンの輪切りが一枚乗っている。

ストローにネモフィラの花が飾ってあってとても可愛い。

飲んでみると蜂蜜とレモンと生姜の風味の他にお花のような匂いがする。ジンジャーエールに近い味わいだ。

食用に改良されたネモフィラのシロップを使ったジュースらしい。

建国祭は国の花であるネモフィラにちなんで、青い物を身につけたり、食べ物を青くしたりするのが習わしなのだそうだ。

「これから建国祭まで街がどんどん青色に染まってくわよ!」

と女将さん(リンドさんのお母さん)は、私の肩を叩いて笑った。


お祭りに行く時には、アオは元々青いからアレだけど、ミイちゃんには青いリボンを付けてあげるのがいいかもしれない。

でもミイちゃんにだけリボンつけたらアオは拗ねるかな。

てかアオって女の子なの?聞いたことなかったわ。


建国祭も楽しみだし、研究室で勉強するのも楽しみだ。

イーサンに帰るまでに思い出もお土産も大量になりそうだなと思いながら私はベッドに入った。

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