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徒然異世界日記  作者: えつお
異世界の王都にきました
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あちこち見て廻っていたところ、とても素敵なアクセサリーのお店を見つけた。

パワーストーンのような天然石を自由に組み合わせて、オーダーでアクセサリーを作ってくれるというお店だ。

私はミイちゃんとアオに何か飾りをプレゼントしたいと常々思っていたので、そのお店で何か作ってもらう事にした。


まずはアクセサリーを何にするかなのだけれど、精霊様に首輪をつけるわけにはいかないので、足に付けることができる物をお願いすることにした。


アオは小さいし足も細いので、銀色の蔦をモチーフにしたチェーンをベースに小さなミントグリーンのプラジオオライトとピンクのローズクォーツを交互にあしらってもらった。

イメージは桜餅だ。


ミイちゃんは銀色の少し厚みのあるバングルタイプにしてもらう。

バングルの縁は細かいビーズを連ねたようなデザインで、真ん中に大きめのタンザナイトをはめ込んでもらった。

タンザナイトは光の加減で赤っぽく見えたり青っぽく見えたりとても神秘的だ。

イメージはオーロラ。


ミイちゃんもアオも満更ではない顔でアクセサリーを試着していた。


少し調整が必要だとのことで、3日後に取りに来るようにと言われた。

朝市は毎日開催されるが、朝8時になると閉まってしまうので、明明後日は寝坊しないようにしなくては。

アンクレットをつけたミイちゃんとアオはさぞかし可愛かろうと想像するだけでニヤけてくる。

お値段はなかなかのものだったけれど、後悔はない。

これは所謂推し活という物ではなかろうか。

違うかな?


その後もひたすらウロウロしているうちに、日はすっかり上りきり、いくつかの店はテントを片付けはじめた。

串焼きの後も試食をもらったり、クレープを食べたり、いちごやさくらんぼを味見したりしてお腹はパンパンだ。

ちなみにいちごもさくらんぼもとても美味しかった。

歩き回って足も痛くなってきたので、宿にいったん戻ることにする。


当初の予定では最初の1週間はひたすら観光に当てるつもりだったので、今日は昼過ぎまで休んで元気があれば街中を散策するのもいいかもしれない。

ミイちゃんもアオも自然の多い場所が好きだから、公園があればそこに行くのも悪くないかな。

頭の中でぐるぐる考えながら宿に向かう。


王都の1日目はとても素敵で充実した朝から始まったのだった。



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