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無邪気な矛盾
ガハハ
失うことのなんと悲しいことか。
されど、過去の詩人たち
聖職者たちが語ったように、
魂が磨かれゆく者ならば
失うことは必要なことなのだろう。
そう思えば弱い者たちは耐えれるのだろう。
宝石たちが研磨の過程でその身を削られていくように。
光り輝くためには失うことも必要だと。
ガハハ
私に言わせれば寿命ぐらいで十分なものよ
失う理由は至らぬかっただけよ。
何もかも失った光り輝く者たちのなんと虚しいことよ
思うにそれこそただの石っころとかわらん。
おぉ、また美しさに生きる者が現れた。
頭を下げねば。
私は、




