プロローグ
大昔、人が進化し神を探していた頃です。
ある日、白く輝く白女神が降臨しました。
緑や青が美しく、命に輝く生命体の存在に見惚れていた白女神は、この世界の女神になることにしました。
しかし、世界の外から見ていた黒く輝く黒女神は、世界を持つことができず、白女神に妬まれていました。
黒女神は白女神の世界を黒く染まり、奪おうとしました。
それが引き金となり、白女神と黒女神の長い闘いが始まりました。
戦いの末、白女神が勝利となりました。
ところが黒女神は敗北を認めず、自滅とともに恨みをこもった力、『呪い』を世界に満たしました。
『呪い』は、多くの生命を死に追い詰め、世界を闇に包まれました。
白女神は、『呪い』を浄化し、生命の全滅を避けましたが、『呪い』は世界に根付いてしまい、全てを浄化しきれなかったのです。
さらに黒女神の一部から『魔女』が生まれ、『呪い』を撒き散らし、世界を穢していきました。
白女神は、この世界を守るため、日と月に変え、『呪い』を浄化する『光』を世界に照らし、世界を見守ることにし、『魔女』に対抗するため、『聖女』を生み出しました。
それから、『聖女』と『魔女』の争いが続き、いくつものの時代が流れました。