異世界のじゃがいも、サンドウィッチ
4の途中部分を書きたかっただけなんですよ
異世界にじゃがいもがあるのか、サンドウィッチがあるのか問題。
別名ターキッシュディライトならゆるされるんか問題(嘘です今考えました)。
別に異世界(中世ヨーロッパ風)にじゃがいもあってもサンドウィッチあってもよくね? なにがだめなの?
というのが個人的な見解ですが、とりあえずひとつひとつに反論だ! 弓をとれ!
1.中世ヨーロッパにじゃがいもはない
そうですね。
しかし異世界は中世ヨーロッパではありません。
異世界です。
2.どうしてサンドウィッチ伯爵が名前の由来になったサンドウィッチがサンドウィッチ伯爵が居ない異世界にあるのか
逆にどうして同じような名前のものがないと思っているのか。
もしかしたら異世界に由来が違う「サンドウィッチ」が存在しているかもしれない。
それを知っている異世界人が地球に転移し、サンドウィッチの名前でパンに具材を挟んだものを販売し大儲け、後世の人が勝手に「サンドウィッチ伯爵由来」と勘違いした可能性はないのか。
それは冗談としても、そういう設定にしている作者も居るかも。
転移もの・転生ものだったら普通に翻訳されてるんじゃね。
そんなことよりチョコレートの語源教えてくれよ。
3.サンドウィッチとかトルコ石とか違和感あるから別の名称にしたらいいのに
――テーレヴ(ウェイターのこと)が銀のホーラ(トレイ、お盆のこと)にのせた大皿を運んできた。大皿は綺麗なリュリュシュ(トルコ石のこと)色だ。
大皿がミウ(テーブルのこと)に置かれる。その上には、わたしの知らない食べものがのっていた。
「これは?」
「なんだ、知らないのか?」
頷いた。大皿の上には、半分に割いたドゥレ(パン)に、ホルトー肉(牛肉のこと)やリッシュ(人参のこと)、ゼタア(キャベツのこと)などをはさんだものがのっているのだ。
「これはトゥルトイース(サンドウィッチのこと)っていう食べものだ。これでひとつ300リエル(通貨単位。1リエルが約二円)だから、安いもんだぜ」
こんなん読みたい?
4.うるせえ、やっぱり中世ヨーロッパにじゃがいもがあるのはおかしい! 生育環境云々!
ヨーロッパでもじゃがいも沢山育ててます。生育環境の心配はないですよ。品種改良なんて大昔からやってることでしょ。
そもそも、魔法とか云う不可思議なものがある世界なら、アンデス的なところまで行ってじゃがいも持って帰った大魔導士とか賢者が居るかもしれない。そして品種改良し、おいしくて連作しても大丈夫なじゃがいもを普及させた。
しかしアンデス的なところの平和を乱すのはいやなので、その大魔導士だか賢者だかはじゃがいもをどこで手にいれたのかを秘匿し、国の食糧事情改善に貢献したものの王家の不興を買って左遷、失意のまま生涯を終えたのだった……みたいな短編を一本書けるかもなあ。
魔法がない世界でも、中世ヨーロッパ的な国とアンデス的な国が隣接していただけかもしれない。
主人公達が居る国はともかくその隣国までは知らんがな。
それを考えると「中世ヨーロッパ風なのに『東方の島国』と交流あるのおかしくね」という声が大きくないのが何故なのかわからない。西里新十郎。
これを読んだひとはおいしいサンドウィッチとポテトを食べよう!
ていうか、ジャカルタも存在しないとだめやん