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メガネと眼帯とニット帽、時々へタレ

一話目です~



「あ~・・・何?なんかよう?」

薄暗い路地。古いビルの非常階段の下で背の高い男が男たちに囲まれている。

囲まれている男は特に特徴のない髪型だが紫のメッシュを入れている。

「こんなにいっぱいきちゃって・・・・何なの君ら?紫苑様ファンクラブ?悪いけど俺ノンケだよ~?」

囲まれているのにずいぶんと余裕だ。

「あ?てめぇらにこの間やられたんだ、忘れたとは言わせねえぞ?」

取り囲んでいる男のうち1人が自分の顔を指差して言う。

「なるほどね~・・・それで仕返しに来たと?」

「あぁ、1人ならさすがにこれだけの人数相手にできないだろ?諦めておとなしくやられろよ、クソメガネ」

男たちがそれぞれナイフや鉄パイプを出し、囲んでいる男につきつける。

「ん?聞き間違いかな~・・・もっかい言って?」

「あ?おとなしくやられろよ、ク・ソ・メ・ガ・ネ!!」






薄暗い路地。古いビルの非常階段の下に背の高い男が立っている。

まわりには15人の男たちが倒れている。

「弱かったな~」

倒れている男たちから手際良く財布を抜き取っていく。

「ふ~、こんなもんか」

全員分の財布を抜き取ると表通りの方へと歩き出す。






「おう・・・おう・・・おう・・・」


右隣で遼が眼帯のあたりをかきながらおうおう言っている。誰かから電話がかかってきたみたいだ。


ニット帽の位置を戻す。


電話が鳴る。

「………もしもしぃ?どうした真?」

『零怨、なんか変なやつらに襲われたお。そっちも気を付けるお』

「「もう倒した」」

遼と顔を見合わせる。

「紫苑かぁ?」

「あぁ、真か?」

「おぅ」

「今日は紫苑の奢りらしいぞ」






「えっ、マジ?今日ションの奢り!?」

『お~。ユキにも言っといて」

ションからの電話を切る。

姫に電話をかける。

「ユキチャ!!」

『こんにちは、祐璃ちゃん』

「うん、こんにちは!あのね、今日ションがご飯奢ってくれるって!!」

『紫苑さんがですか。わかりました、じゃあ今日も遼くんが車を?』

「うん、多分リョー」

『わかりました。ではあとで』

ユキチャが電話を切る。



読んでいただいてありがとうございます♪


不束者ですが以後よろしくお願いします。


ご要望等ありましたらお聞きしますのでドンドン言ってください。

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