第15章:読者の皆様向けに、このエッセイの「本当の目的」について、ここで初めて触れてみよう
・・・お題目のとおりである。
何も、こムズカシイことを書きたいわけではない。
すでに、愛しい皆様もご案内のように、
ぼくは、センター試験で壊滅的な「負け」を味わい、一次試験通過はおろか、
「東大という山のふもと」にさえ、たどりつくことは、かなわなかった。
「あぁ、やだやだ。オメーの幻の『東大挑戦記』・・・だっけ? 負け戦だったくせに、なにエラそうに語って、おまけに、恥ずかしげもなく、こんなクソつまんねーエッセイなんか書いてんだよ。消えろ、消えろ。こんなモン、アホくさくて、続きなんか読む気するかよ!」
・・・皆さんのボヤキが聞こえてきそうである(苦笑)。
まぁ・・・
ぼくの「真意」や「本当に伝えたいこと」は、このあとの、受験勉強にからんだ、数々のエピソードをお読み頂ければ、必ずや、わかってくださるものと信じている。
しつこいようですが、
なにも、「成功体験」だけが値打ちがあるわけじゃありませんよ。
その「過程・道のり・ゆくて」には、さまざまな「発見」なり、「驚き」さらには「喜び」といったものまで、ぼくをあたたかく待ってくれていたのですから・・・。
このエッセイで、ぼくが本当の意味で皆さんにお話したいのは、
まさに、このあとから続く、そういったたぐいの・・・
いくつかの『珠玉の物語』なのであります❤️
m(_ _)m