第11章:東大の魅力について、ぼくなりの率直な考え・感覚など(1)
・・・まずは、
「東大」という、言葉の響きそのものが、実に素晴らしい♪
日本人なら、きっと誰もが心ザワつき、あこがれる単語ではないだろうか。
・・・「特別な単語」。
いってみれば、水戸黄門様の「印籠」のような立ち位置のボキャブラリーとはいえまいか・・・?
若い方であっても、「現役の東大生」あるいは、「東大卒」ということが判明した時点で・・・
周りの人々の、その人に対する視線・見方がガラリと変わる。
それは、この大学が、日本で最初に創立された、最も古い「国立大学」だということも関係している。
明治の世・・・「東京帝国大学」の時代から、東大は、数多くの著名人・文化人・大物政治家・作家の「ゆりかご」的存在だった。
夏目漱石・三島由紀夫・志賀直哉・芥川龍之介・森鴎外・谷崎潤一郎・梶井基次郎などなど、大文豪たちを生んだ、名門大学である。
さらにいえば、
作中の人物とはいえ・・・
夏目漱石の名作『坊っちゃん』の登場人物、「赤シャツ教頭先生」も、
おなじく『こころ』の中の「先生」も「K」も「私」も、みんなみんな、そろって「東京帝国大学出身」の秀才であった。
(※)ちなみに、われらがヒーロー「坊っちゃん先生」は、物理学校・・・すなわち、「東京理科大卒」である。なんだかんだいいながら、マジで優秀じゃんかよ、せんせえ!!
・・・東大生として入学し、そんな偉人たちの、直系の「後輩」となれることを、誇りに思わぬ学生なんぞ、ひとりもおらぬだろうて。
m(_ _)m