第10章:いきなり立ちはだかった「高校数学の壁」!!
・・・とくに「ヒネリ」はない。
お題目のとおりである。
ぼくの高校生活の学習で、いちばん最初に崩れ出したのが、ほかでもない「数学」。
もともとぼくは・・・
小学校時代から、算数や理科といった、いわゆる「理数系の科目」が、大の苦手であった。
算数や数学が、好きで得意でたまらない、というバリバリの理系人間の皆さんも、けっこう読者の中には多かろう。
しかしながらぼくは、
算数には、嫌な思い出しかない。
小学校から帰宅すると・・・実は、毎日毎日、父にシゴかれながらの、「算数の猛特訓」があった。
つまり、マンツーマンで、父から算数を教わっていたのである。
いや、これがね、皆さん。
もう、キツイのなんの・・・。
いまでもぼくは、このときの父が大嫌いで、もしかしたら、「憎しみ」すら抱いているかもしれないんだ。
そのくらい「スパルタ」で、しょっちゅう、ベソをかきながら、父の厳しい「指導」に耐えていた。
おかげでぼくは、算数の成績は、クラスで4番か5番あたりをキープしてはいたものの・・・結局、最後の最後まで、「苦手意識」が消えることはなかった。
それが、中学校に入ると、今度は「数学」という名称に切り替わり・・・
さらに、「方程式」という、新しい概念でもって、式変形や計算の基本を学ぶことになる。
ぼく個人としては、コレは、非常にうれしい「大転換」だった。
小学校の算数では、
皆さんもきっといまだに苦手意識があるであろう、あの悪名高い、
「速さ・道のり・時間の3つの公式」に、よっぱら苦しめられたはずだ。
とくに、道のりを時間で割ると、どうして「速さ」になるのかが、サッパリ理解できず、ただ苦痛な「まる暗記」をしいられるハメに。
「方程式」さえあれば、式変形でイッパツでケリがつく話なのにね。
・・・分野によっては、算数は、数学よりも難しい部分があるのだ。
それと、中学の数学でモノを言ったのが・・・
比の値の計算式。
たとえば、
「2:X=76:534」のXを求めよ・・・なんていう問題。
もちろん、正解は・・・「内側かける内側=外側かける外側」の公式を使って、
76X=2かける534
さらに・・・
76X=1068を解いて、X=76分の1068、すなわち、約分して19分の267となるのだが(← 計算、合ってますかね?)・・・
方程式を使用しなかったら、きっと一生僕は、解けなかっただろうな。
この公式と方程式は、とくに、理科の食塩水の濃度計算なんかで、大いなる「武器」となってくれた。
だから中学時代のぼくは、算数よりも数学のほうが、まだ苦手意識は薄かったのだった。
それで、なんとか中学時代の数学は乗り切れたし、
中3のときには、初めて数学で、通信簿が「5」になったからね♪
ところが、高校数学は、
公式暗記だけではダメで、「問題を解くための手順」・・・すなわち、問題ごとの解き方・・・つまり、「解法の暗記」というのが、日々のメインの学習内容になってゆく。
それを、解法の暗記抜きの、中学方式の「自己流の自力解決」でもって、すべて乗り切ろうとしていた、無知なぼくの運命は・・・。
もう、おわかりですよね・・・?
参考動画:『わんこら式体験セミナーDVD サンプル動画2』→ UP主様は、「wankoramath」様。
追伸:
上記の「解法暗記」のためのバイブル的存在が・・・例の「チャート式数学」。
クラスメートが、黙々と、素直に「暗記数学」にいそしむ一方、何も知らない、無知蒙昧きわまりなかった、当時の愚かなぼくときたら・・・というところですか。
「誤字・脱字」がこの世から無くなることはありません。
100億万円賭けてもいいわよ。
だから、何十回でも、何百回でも、自分が納得するまで、「推敲」と「校正」をかけるんです❤️