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異世界帰りの勇者がまた異世界召喚されました

作者: 箱崎裕治

僕の名前は佐藤忠士14歳の中学2年生だ。

僕には秘密が有って異世界帰りの勇者だ。

あれは一学期が終わり帰宅していると足元が突然光出した。

驚いていると突然真っ白な部屋に居て目の前に美女が立っていた。

すると美女が話しかけて来る。

「私はシグナールと言う世界の女神イシュタルと言いますが貴方に私の世界の魔王を倒して欲しくて召喚しました」

「魔王を倒すですか」

「はい、魔王は魔神を甦らせて世界を自分の物にしようとしています」

「魔王の上に魔神ですか」

「はい、貴方には勇者としての素質が在るので召喚しました」

「勇者の素質ですか」

「はいそうですが、まずは貴方には召喚により異世界言語理解と鑑定、そしてアイテムボックスが与えられますので次は勇者の素質を目覚めさせる為に天空神でもある私の寵愛を授けます」

「はい、そうですか」

「やはり素質の通り空間を支配する雷神の勇者に成りましたか」

「魔王を倒せば良いんですね」

「魔王を倒して世界を救ってくれれば必ず元の世界の同じ時間にもどします」

「勇者として魔王を倒す、やって見せます」

そうして僕は少し遅れた中二病を発揮しつつ冒険を楽しみながらシグナールの世界を旅をしてレベルを上げつつ大賢者の教えを受けて五年の月日を掛けて魔王を倒し更に魔王が復活させた魔神を倒したらイシュタルの力によりシグナールの世界から帰って来た。

そして夏休みは勇者の能力の確認と体を鍛えるのに使っていた。

夏休み最後の日部屋で着替えて食事をしに行こうかと思っていると足元に魔法陣が現れた。

確認しても神力は感じないので神様の召喚では無さそうなので時空間の位置を記憶する。

そうして僕はまた異世界に召喚された。

すると周囲は石の壁の広間でキンキラキンに着飾った者たちに囲まれていた。

すると一番着飾った偉そうだが丸々と太った中年のおっさんが話し出す。

「異世界の勇者よ、私はこの国の王であるシャダールだ、この世界は魔族に攻められていて滅びかねないのでその力で我が国エストラーナと世界を救って欲しい」

前回の召喚で魔王退治の足を引っ張りまくった王族や貴族を思い出してイラっとしたが我慢をする。

そして話を聞き流しながら周囲を確認しつつ急いで回りの人を鑑定する。

すると外周部に居る日本人っぽい51人は全て召喚された勇者や賢者などだとだと確認した。

そこで王に真実しか話せなくなる魔法を無詠唱で掛けて質問する。

「魔族はどうして攻めて来るんですか」

「魔族は先守防衛で攻めて来ないが魔王の国を攻めて倒すのに勇者の力が必要だ」

全てを理解した僕は王の股間を蹴り潰し自分に加速を掛けると偉そうな人の財布を頂き騒ぎの中出口から脱出した。

そしてわざと目立ちながら郊外の馬車乗り場から隣国行きの馬車に乗り隣国に向かう。

そして時間を潰して居ると兵士と勇者達が現れたので落ち着いて話すため加速を掛けて兵士を殺す。

すると勇者達が安心したので話し掛ける。

「君達の方が強いのに何故命令を聞いているんだい」

「俺達だって聞きたくないがこの隷属の首輪のせいで逆らえないんだよ」

そう言うのでアイテムボックスの力で外して彼らに見せる。

「これの事かい」

「ああ、それのせいだよ!?」

隷属の首輪を見てから自分の首を確認して驚く。

「なんで外れるんだ」

「まあ、僕の力だよ」

そう言いながら他の人の首輪も外す。

「残りの人のも外して上げるから早く呼びなよ」

「有り難い、早速念話で呼ぶよ」

そうしてやって来たら監視の兵士を殺してから首輪を外す。

全員外した所で話し始める。

「それじゃ全員解放されたからお礼参りにエストラーナを滅ぼしに行こうか」

「其処までするのか」

「隷属させられたお礼とこの先の平和のためにもエストラーナは滅ぼした方が回りの国のためだよ」

「確かにそうだな」

前回の召喚でも魔王退治の邪魔をする貴族は全員滅ぼしたものだ。

そうして僕と勇者達はエストラーナに向かう。

エストラーナに攻め込むと王太子が叫ぶ。

「我が国の世話に成りながらなんのつもりだ」

「隷属の首輪で無理矢理命令しておいて世話をしただって」

勇者達は今までの鬱憤を晴らす様に騎士や司令官の貴族を殺す。

そして王族と貴族を殲滅すると貴族と王族の資金を分配して今後の話をする。

「この国は今後どうなるかな」

「あれだけ迷惑を掛けたから回りの国が支配下に置いてくれるよ」

「まあそうか、僕達には関係ないからこの金を分配して今後を楽しむか」

そうして別れて誰も居なくなると僕は呟く。

「彼らの世界は僕には分からないから元の世界に戻すのは無理だからな」

そう言うと僕は記憶しておいた元の世界に転移する。

「流石に三度目はないよな」

そう言いながら僕は食事に向かう。


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