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森坂さんとマネージャー

この世に必要な者❨物❩

作者: みなづき

 この世は色々な者❨物❩で溢れてる。それらは本当に必要な者❨物❩なのか。その答えは…。


 自分で言うのはなんだが、私は今売れている女優だ。だが、先日ドラマの撮影で大失敗をしてしまった。その大失敗で主役から降ろされた。しかも、「お前はこのドラマに必要ない!」とまで言われた。ほんと…私はこの世にも必要ないかもしれない。

「おはようー森坂さん」

「あ…秋田さんおはようございます…」

「いやーしかし馬鹿だよね、昨日の監督」

「え、どうしてですか!?」

「だって、『このドラマに森坂さんは必要ない』って言うんだよ?原作は森坂さんの本なのに」

「だってそれは私がだいしっぱいしたから…本当監督さんの言う通りかもしれません…。もしかしたら…」

「もしかしたらこの世にも私は必要ないかもしれない?」

「どうして言おうとしたことを…」

「森坂さんは必要ないことないよ。あの監督が馬鹿なんだ。もし森坂さんがこの世にいなかったら原作はこの世に存在しない。あの原作がないということはあのドラマも作れない。ようは、あのドラマがあるのは森坂さんがいるからだ。それなのにあの監督は馬鹿だなぁ」

こんなに監督を馬鹿にしていいのだろうか?

「この世に不必要なも者❨物❩はないんだ。みんな必要な者❨物❩だから生まれてきた。良くも悪くも必要な者❨物❩だけがこの世に存在するんだ。だから自信を持ってこれからも頑張ってください」

「はい!」


その答えは全て『必要』だ。必要だから存在する。不必要ならばはじめから存在しないだろう。

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