16 9~15まとめ
今回は、今までわたしが述べようとしてきたことを図にまとめてみた。これはカントの実践理性批判にかかれていることをもとに作成したものである。ところどころにわたしの考えも含めているので、カントが言っていることと微妙に違うかもしれないが、概ね大きな違いはないと思う。
前提として、一人の人間の頭の中と頭の外の図であるということに注意してほしい。こういう風に考えると、わたしはあらゆる物事が、腑に落ちるのである。他の人はどうか知らない。
無条件
↓
自由(自己と契約すること)
↓
道徳(自己で立てた法)
↓ ↓
善(従う) 悪(従わない)
↓ ↓
(頭の中)
――見えない境界線(主体、死んでも残るこの世との関係)――
(頭の外)
↓ ↓
超感性的 感性的(経験的)
↓ ↓
(一人、何もない) 現象(虹、幸福、倫理)
↓ ↓ ↓
アプリオリ 不快 快
反証不可能 ↓ ↓
偽善 露悪
↓ ↓
アポステリオリ
常に反証可能
(結果論)
何か問題を分析する際には、我流でやるだけでなく、できればこういった哲学にあるような形式を用いてみることをおすすめする。でないと、安易にトロッコ問題にあてはめて判断をしたり、一人で抱えこんでいつまでも消化できないで苦しんだり、誰かに騙されたり、といったことになるからである。
特に、誰にも話す気にならないような心の問題に関しては、もやもやを置き去りにして解決するよりも、細かく分解して理解することのほうが重要である。そこで矛盾が見られても、それを正すのではなく、そういうものだと受け入れられるよう、技術を身につけるといい。それはいつか、自分や他人を愛することにつながるだろうから。




