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VRoadway!!  作者: 藤川ジョン
第一章
24/26

024-榛原瑞希/スタートライン

榛原(はいばら)瑞希(みずき)


 今日は授業中も、ずっとVRoadway(ブロードウェイ)の事ばかりを考えていた。特に、15時が近付くと、授業中にも関わらず、twitwi(ツイツイ)上で【VRoadway】、【予選】とつぶやきの検索をし続けた。どうやら、まだ結果発表はされていないらしい。


 この生殺しのような状態はどうにも辛い。早く楽にしてほしい。


すると、スマホ画面にポップアップ通知で【新着メッセージのお知らせ】と表示される。


「きた……」


差出人は藤多柚衣。ようやく、結果通知が出たようだ。

私は、急いでメールを読み、結果を見ると、小さく「よし」とガッツポーズを取った。


藤多柚衣を予選突破させられた。


これはアイドルの私ではなく、すどーPとしての結果。私はプロデューサーとしてやれる。それがこの上なく嬉しい。


勿論、これは私だけの実力じゃない。藤多柚衣、彼女自身の頑張りと魅力の貢献は非常に大きかっただろう。それに、現状に満足だってしてられない。これは、あくまで予選。VRoadwayはここからだ。


「次の1stステージくらいは、余裕で通過しなきゃね」

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