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異世界転生


「あなた、()を超えそうね」


混沌とする意識の中そんな言葉が「その者」の頭に鳴り響いた。




「その者」は、天才だった。


産まれて1カ月で会話をした。大人と同等の会話だった。

「どうやって覚えた?!」と問われると、

「母の腹の中で。声帯が発達するまで待ってました。」と、答えた。


小学校の1年生‘夏休みの工作’で超小型原子炉を‘学会’で発表した。

「製法をどこで?!」と問われると、

「自分の頭で。」と、答えた。


後にも小学生時代だけで、超軽量かつ超合金であり大量生産可能な金属、

人間以上の性能を持つロボット、仮想現実の地球、など

「その者」の才能はとどまるところを知らなかった。


「その者」が賢者と呼ばれ、

そして世界が、10世紀以上早いスピードで成長を遂げようとした時「その者」

の意識が暗転した。

それと同時に聞こえてきた言葉。


「あなた私を超えそうね」



目覚めると真っ白な空間に立っていた。

虚無にして荘厳。かつて見たことがない世界にして、見たことがあるような世界

そんな世界がただひたすらに広がっていた。


目の前に小さな子供が立っていた。

愛らしくて、どこか儚げで、それでいて大きな存在、そんな気がした。


「目が覚めた?」突然、その女の子が話しかけてきた。

「ここは……………」

「ここは、あなたの意識の中の神の世界」女の子が答えてくれた。

「あなたは?」

混乱しながら何とか情報を、引き出そうとする。


「私は神、またはその一部、この体はあなたの空想の神の姿。

本当の姿もあるけれど、人間の脳では情報が追いつかないもの」


「そう、ですか…………」

「驚いた。普通ならもっと混乱するのに…。

どうして驚かなかったの?」

神がを目を見開いて訪ねてくる。


「まだ現実離れしているからですかね。それに混乱している時間があったら、

もっと情報が欲しい」


何とか混乱がおさまってきた。

「ふふ、やっぱりあなたは神の器ね。それも私を超えるほどの…」


「それはどういう?」


「神と言うのは人間の中から選ばれるの、そして選ばれた人間は、

いろいろな世界を経験してやがて神になる。」


「その神に私が選ばれたと?」

「そういうこと♪ あなたは、地球で7人めの神になる」

神が愉快そうな顔で空中に浮かび、くるりと一回転する。


「色々な世界と言うことは、私は転生するのですか?

ははは、まるで小説のようだ」


あまりにもテンプレな展開に思わず笑いがこみ上げてくる。


「理解が早くて助かるわ。早すぎて少しつまらないけれど…

そうあなたは私の世界に転生するの」


「あなたの世界?」


「そう、私が収めている世界、私の名前はアドミニストレーター。

アドムって呼ばれているわ。」


「アドミストレーター………

そうですか『支配者』または『管理者』と言うわけですね。


その名前からすると本来あなたは傲慢な性格のようだ。

私に合わせて思考スピードも変化させているのですか。」


神の性格が変わるということは、

脳の処理スピードが変わると言うことだ。そう考え、

「その者」が結論を口にする。


「すごいわね…さすがは世界を10世紀進めた事はあるわ。

そう、私は今、思考スピードを1000分1の以下に縮めているわ。 その際性格が変わったのかもね。」


「なるほど確かにあなたは傲慢だ。」


「ふふ、さてと、まずはあなたが転生するとき

のあなたの能力を決めるわよ。「スキル」とか言うやつね。

私の世界は、剣と魔法の世界だから、良く考えて選んでね。

なるべく最強を目指して。強くなれば強くなるほど神になった時のときのランクが上がるから。」


「ふむ…なるほど… では「スキル作成」でどうですかな?

それなら、ここで選ぶスキルを選ぶ権利を、向こうに持っていける。それも無限に」


「ふふふ…やっぱりあなたはすごいわ。私も神になる時そうすればよかったわ…

それ神が用意できる中でもっとも最強のスキルなの。」


神は満足した様子でそう告げた。


「生まれる家に要望がある? なるべく叶えてあげられるけど」

「では公爵家でお願いします。なるべくいじめられたくないですからな」


「あなたのことだから。他にも何か考えているんでしょう?

わかったわ。公爵家ね。」

神が少し呆れた様子で答える。


「じゃ 転生させるわね。最強目指して頑張ってちょうだい。

何かあったら私を呼んで。頻度が多すぎるとだめだけど、

少しなら、神の力で人を黙らせることも、あなたの要望に応えることもできるわ。

ステータスと念じれば自分の能力が見れるから。そこに私からのアドバイスを入れておくわ。」


その言葉を最後にまた意識が暗転した。





















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