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恋する科学者 共通①


「え!?兄さんが行方不明!?」


私はスマァホをきって走り出した。


私はネティシア=オルディア・ダイバーハイブリット。バイオ科学者の父とロボ学者の母、医者の兄がいる。

そして偉大なる科学者ゲノンマの末裔である。


私はガチガチの学者一家に生まれながら、魔法学園に通っているわけだが―――。


休み時間、いきなり母から電話がかかってきたのだ。


―――兄が突然行方不明になった。

父と母は些細な喧嘩で別居中なため、現在兄のトルサージェとは住む星が違う。

兄は職場に近く母の実家があるジュプス星。父と私が住んでいるのはマキュス星。


だから私より母のほうが兄の行き先を知っているはずなのだが―――マキュス星人は仕事人間だから気が回らなくてもしかたないか。


「ようネティシア」

紫髪の男、隣のクラスのデュール=チューズ・カデンツァだ。


「今貴方にかまっている暇はないわ」

「次の試験、オレは間違いなくお前のランクを超える!」

「はいはい、その話はまた今度ね」

――


「まったく、なぜあいつはせっかくの機会を……」


先祖のリリル=ペシミストは敵対関係にあった王道にして主流の魔法へ科学をうまく融合させ立場を確率。

以降、争いは鎮圧され、今の世界ミーゲンヴェルドとなった。

――――


道中タンクトップのイナカモンがヤーサイの入った荷台<コンベイヤー>を転がしている。


「そこの貴方、ボヤボヤしてると危ないわよ」

「へ、へい!」


私は転送装置のある公共エリアへ走る。残念ながら私は魔法の成績があまりよくないためホウキには乗れないのだ。

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