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プロローグ
僕の名前は新島夏希 にいじまなつき。
ある富豪しか泊まらない有名なホテルでドアマンをしている。
ドアマンとは、お客様のお出迎えやお見送り、タクシーまでのエスコートをする事が仕事だ。
全スタッフの中で最初にお客様と接する、大事な役目。
ホテルの第一印象はドアマンで決まってしまうと言われている。
僕は「お客様のために」という情熱と供に毎日働いている。
数日後
そして、僕は今、人生の山場たる試練に立ち向かうためある人の部屋の前にいる。
「よ……、よし!」
僕は絶対にこの試練に合格してやる。
そして……
「一流のドアマンだと思っていただくんだ!!




