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~魔法使いと御令嬢~

評価・ブックマークありがとうございますm(__)m

とても励みになります!

今回若干長いかもしれませんお付き合いください(^-^)

ビアンカはマールの部屋に入って色々な質問をしていた。

「まず、この国の今現在もっとも進んでいる魔法を教えてください。」

「はい、分かりました。大きく二つの技術が進んでおります。まず一つ目が、貴女を呼び寄せるのに使用した召喚魔法。そして、今貴女と私が会話するのに役立っている相互理解魔法。」

(ん?相互理解魔法??翻訳魔法かしら、昔は私の世界でもそう言われてたわね。この世界の魔法事情は私のいた世界に似てるようね。)

「それぞれどのような魔法か詳しく教えてください。」

「はい!召喚魔法は名の通り他の時空間から他の人や物を召喚する魔法。難易度は他の時空間までの距離やその物の価値とかによって決まります。検証した結果、他の時空間に干渉する中でできる種類は3つで

”幻を取り寄せる(未覚醒)<現物<幻を取り寄せる(覚醒)”の順の難易度で貴女と執事は、現物にあたります。

 幻を取り寄せる(未覚醒)は、他の時空間に、存在するものや生物を全く同じにコピーして表すことのできる物で大して難しくなく手に触れることはできません。対話も多少はできますがノイズがかかっています。

 現物はそのままこの空間に連れてくる方法、実態は誘拐と同じですが。

難易度は、かなり上がって私(一応、この世界で優秀さが五本の指にはいる魔法使い)が10000回やって成功するかどうか。

 幻を取り寄せる(覚醒)は、(未覚醒)同様に他の時空間から全く同じものや生物をコピーして召喚する魔法です。現時点ではできる可能性がない魔法で一応理論上は可能という位置づけです。幻と言いつつ触れたり幻自体が魔法や剣を振るって攻撃なども可能になります。対話もノイズがクリアになると予想されています。」

「続いて、相互理解魔法ですが、こちらは音を発することができ、それなりの知能を持った生き物なら大抵使うことができます。もっとも難易度があってそれなりの才能がなければ使えません。

 主に、他国の人に使うのは誰でも使えますがペットや魔物を野性動物は才能がなければ使えません。魔物や生き物と対話したりすることで従えることができる者達を私達は『恵まれた者』と呼びます。

 理論としては魔法の中に含まれる魔波と呼ばれているもののノイズが0に近い人ほど、この魔法との親和力があると思われています。

ただ唯一、難しいとされているのは魔王との対話ですね。魔王にはかなりの量の魔力と魔波のノイズが大きいので完全に0のものでないと対話は不可能とされています。事実荒くれものなので誰も話そうとは思いませんがね。

 話すだけでなく、読み書きにもこの魔法は使えますがあまり読み書きができる人がこの世界にいないので知られていませんがね。難易度は話すときの10倍難しいですしね。」

そこで一息吐いたマールは輝いた目で一言言った

「では、早速使ってみませんか?勇者として選ばれた貴女ならどちらかは使えそうだと思うのですが、まあ攻撃魔法に近い召喚だといいんですがね。」

「いいえ。魔法は自分で試してからお披露目したいので宜しくって?」

と彼女は断った。

(そういえば、今まで攻撃魔法できたことないわね。これで召喚じゃなかったらと思うと少し嫌な予感。。うん、セバスに会ってから試そう)

あと数話で完結します!最後までどうぞよろしくお願いいたします(^^)/

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