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明堂ユース

20071220

 6時おき。上海行きのバスに乗る。

遅れてきた運転手がさらに遅れてきたおばさんを怒っている。


やっと出発。しばらく行くと運転手の携帯がなって停車。

鶏と荷物を路上で受け取る。


運転手も助手もタバコはスパスパ、携帯は掛けっぱなし。

なんといい加減なバスだ。ついに反対車線を爆走して。

10数台抜いてしまった。


途中の大きな町で40分停車。もちろん暖房などはついていない。

体はすっかり冷え切ってしまった。やっと出発。


上海ナンチャンの手前でほとんど降りてしまった。

一応聞いてみた。

上海南站ナンチャン行くよね?」

「うん」と若者はうなづいた。


とにかく無事到着。腹ごしらえを済ませて東台路骨董街に向かう。

するとあのおじさんに再会した。抱き合って喜んだがすぐに、

「今日は何を買うのか?」

と聞くので、眼鏡を直しに来たと言った。


明堂ユースに泊まることにした。後で船長ユースにも行ってみたが、

シングル400元、ドミトリー70元だった。


明堂シングル180元。まだましか?

ところが部屋は別だがトイレとシャワーは隣と共有だった。


外灘まで歩く。物乞いの少女が信号待ちを追ってくる。

いざりながら台車を押してくる。声をかけられる手前で信号が変った。

気付いてはいたが無視して足早にわたる。


帰りに又出くわしそうになった。小銭を用意して、

通りがかりにすっと缶に放り入れた。上海福州路にて。

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