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怪盗の話  作者: hara
8/12

⑦反復横跳びで鍛える七世

・公園

七世『ちょっとトレーニングしてますね』

反復横跳びをしている七世

ストップウォッチを使って回数を計測している


七世『スピード大事なんで、スピードは全部反復横跳びが一番効果的に鍛えられるんで、僕はもうずっと反復横跳びできたえてますね、怪盗になってからはずっと時間をつくってやってます』

七世『51回、行きました』

ディレクター『51ってすごいんですか?』

七世『すごいと思うで、だって俺、もう怪盗になってから1週間に1回は絶対やってるからこの反復横跳び、結構いい記録やと思うわ、普通の人には出来ひんと思う、20秒しかないなかでこの線、もう1秒に二回は線またいでるから俺、、、やってみる?、君が、君がやりなさい、そうしたらわかるよ、51のすごさが』

ディレクター『え、私が、やるんですか、』

七世『試しにやったら、わかるから、』

ディレクター『まあ、いいですけど』

ディレクター、反復横跳びをやってみると、62回という結果になる

七世『え、』

ディレクター『いや、私、別に卓球やってたんで』

七世『え、めっちゃすごない、今もやってるんですか、卓球は?』

ディレクター『今はやってないですけど』

七世『え、めちゃくちゃすごくない、普段からトレーニングしたりしてない?』

ディレクター『してないですけど』

七世『才能やん』


七世『これだけのスピードがあれば、、、やっぱり卓球は強かったんですか、その大会とか、』

ディレクター『いや、別に普通ですけど』

七世『ああ球技は苦手やったみたいなタイプ?かな?、、、えっこれ、もうっ回やってもらっていい?』

ディレクター『はい』

七世『ちょっともうっ回みるわ』


~~~~~


前回と同じぐらいの記録がでるディレクター

七世『え、じゃあ実力でこのスピードなんや、、』

七世『え、このさあ、えーっと、その興味があったわけやん、取材をしたということはこの仕事に最初から、まずね、でねこの仕事の状況も知ってるわけやん、でその、後継者がいないんだよっていうね、それでね、あの、それでね、この仕事をね、覚えといても損はないやん、損はないよね、取材の為にもね、これコツはあるけど案外物凄く難しいことでもないからできるとおもうねん、、教えるよ、全然教える、これがさあ、まあ変な話さあ、そのこの取材の仕事もずーっとずーっとあるかってわからへんやん、その、AI、AIとかのさあ、その方が、なんか調べるの早いとかなったらさあ、あんまりこういう言い方はよくないけど、その取材する仕事とかも減るやん、その点怪盗の仕事はさあ、少なくはなったけど、0には絶対ならへんから、覚えといて損はないよ、向いてると思うし、それにそれぐらいのさあ、なんか、こう仕事を覚えるぐらいのさあ、あの気持ちでさぁ取材もした方がその身になるというか、ちょっと昔の考え方かもしれへんけど、取材の仕事のクオリティにも絶対繋がるとおもう、うん大丈夫?もうやってこう、今日から八世やな、八世、教えるからには俺は八世ってよぶから、これはもうそういうもんやから』

ディレクター(適当に相槌や質問を返す)


公園の隅で、カバン等を使って相手から物を盗むコツのようなものをディレクターに教えている七世

七世『だから八世ちがうよ、八世ちがうよ、八世ここで、ここ見てここ、このポケット、ポケットがポケットの中にあるかどうかはそれはもう膨らみで判断しよ、ないでしょ、じゃあリスクだよ、そこ手突っ込むのリスクだけだよ、判断しよ』

その様子を遠くから撮っているカメラマン、ズームアウトしていくそしてカメラマンは自身のスマホを映す、反復横跳びの平均値を検索した画を映す

カメラマン『反復横跳びの平均回数は、男子高校生でだいたい55回ぐらいでした』

カメラマン『七世さんの数字はちょっと微妙ですね』




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