めざめ
完結してないのにまた初めてしまったぁ〜
(゜∀。)ワヒャヒャヒャヒャヒャヒャ
(もう一作あるw)
ミシミシ ミシッ!
「んん〜、なんか寝すぎた時みたいに体が固くて思うように体が動かんのぉ〜。それにしてもノドが乾いたなー、だれか水をもってきておくれ!!」
しかし誰も来なく、のどがカラカラのため、固まって動きにくい体にムチをふってゆっくり歩いて井戸のある庭に向かって行った。
「んー?なんか色々と変わっておるの。居間に大きくて黒い姿見なんぞ置いたかのぉ?それに所共キレイになっておるし、弟子がキレイにしたのかの?」
居間を抜けて庭の井戸についた人物?は、釣瓶を落として釣瓶内の水を手で掬ってのんだ。
「手もカサカサじゃの、水が染み込んでいくわ。うんここの井戸は相変わらず冷たくてうまいのぉ。んっ!?なんじゃこれは!?」
もう一口と釣瓶に手を入れて飲もうとしたとき、水面に自分の顔が写った、そこにはカラカラに乾いたミイラ姿の自分がいた。
「そうじゃ!私は即身仏になったんじゃ!なぜ、私は生きているのだ!?」
ミイラになったら自身をみて驚いたが、少しして落ち着くと自分の寺を散策し始めた。寺の塀にそって外側をぐるりと回って井戸の近くにある腰掛けに座り頭の中を整理することにした
「私は昭和の動乱に平和を求めるために即身仏になったんじゃよな?それがなぜこのような状態でいきておるのじゃ?それに知ってる寺とあまり変わらないようじゃが、所々変なものをおいてもある。そうじゃ!新聞はあるかの?」
井戸の水で足を洗ってから居間に戻った。すると土間の方から グチャッグチャッ となにかを食うような音が聞こえた。土間に続く襖を開けるとそこには袈裟を着た坊主が赤い雫をボタボタこぼしながらナニカを食べていた。
「すまんが、そこの人何を食べてるのじゃ?」
その声を聞いた、ナニカを食べていた坊主がコチラを振り向くとそこには頬が腐り落ちて目が白くなった明らかな死人だった、そして食べていたのをよく見るとそれは顔が食われて中の筋肉が見えてる状態の人だったものが食われていた。
「なんじゃ!?飢饉でもあったのか!?」
と主人公は慌てたが、人を食っていた坊主がコチラに向かってきたので、この寺と寺を頼みに逃げてくる人を守るため作られた護身術に近い武術で相手を床に叩きつけ、腕をとり肩の関節を極め拘束した。だが相手は痛みを感じていないのか常人なら激痛で動けないハズなのにジタバタと暴れた。主人公はこれは狂っていて助けようが無いと判断し中腰の状態から相手の首に足をおいて首の骨を踏み折った。
するとジタバタ動いていたのが静かになり、主人公が心の中で波阿弥陀仏と唱えると後ろでナニカが動く気配がしたので後ろを見ると、さきほど食われていた人が動きだしたのだ。
「良かった。御仁大丈夫ですか?」
と声をかけたが反応せず、なおかつ先ほどの死人のように目が白くなっていた。そこで主人公は手遅れだと思いひとおもいに顔から床に投げ落として首をへし折った。