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狐火!~狐少年の奮闘記~  作者: 鈴雪
第十四章 舞の頼み、そして挑戦
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第六十九話 極秘計画

「こちらアストレアⅢ。アストレア1応答せよ」

 携帯の画面のみが光源の夜の部屋。少年は携帯で目当ての人物の電話番号を出して通話ボタンを押す。そして、電話が繋がるとすぐに呼び掛け。

『……こちらアストレアⅠ。アストレアⅢ、そちらの様子はどうだ?』

 携帯から聞こえるのはまだ若い女の声。少年は頷く。

「対象に特に動きはなし。こちらの行動にも気づいてない模様」

 少年は簡潔に相手に自身が集めた情報を述べる。

『了解した。作戦決行は明日だ。アストレアⅢ、合流前によく準備をしておけ』

 相手の言葉に頷く少年。

「了解したアストレアⅠ。明日、マルキュウマルマルにそちらと合流する」

 向こうでにやりと笑う気配がする。

『ま、明日は忙しいだろうし今日は早く寝といたら? 空狐』

「そうします。朱音さん」

 くすっと相手の、朱音の言葉に少年、空狐は笑った。

『では、アストレアⅢ、通信を切る』

「アストレアⅢ了解、御武運を」

『そっちこそ、一つ屋根の下なんだからばれないようにね』

 そう言って、二人は電話を切った。


 ふうと僕はため息をつく。

 それからベッドに倒れこむ。その時視界に入ったのは机の上に置いてある小さな小箱。それを見て僕は表情を緩める。

「明日、舞さん喜んでくれるかな?」

「喜ぶんじゃないの?」

 そばにいたイヴの返事に僕はそうならいいなと笑った。僕からの贈り物に喜んでくれる彼女をイメージして。

 この日の翌日、その日は僕らにとって重要な日。舞さんの十六歳の誕生日なのだから。


えー、いろいろ考えた結果、今回のバトル話は作品全体のバランスを崩すと思ったので、こちらに変更です。

削除された話は機会をみて投稿します。

ご迷惑おかけしました。


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