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海魔の王  作者: ユーノ
6/9

Prologue-5 海魔の王の攻撃

遅れまして申し訳ありません。Prologue完結です。

次回から本編入りです。


「我が名はイザナミ、貴艦を屠る者也。」

「イザナミ、そんなこと言っても相手には聞こえてないと思うよ。」

「わ、わかっておるわ!こ、これは、その、様式美というものじゃ!」

「まぁ、いいと思うよそういうの。」

「ジサはやはり話がわかるのぅ。本土の石頭は様式美は重んじるが話が通じん、ジサはどちらもいけるからヨイ。」

「お褒めに預かり光栄であります、我が伊373艦魂、イザナミ閣下。」

「戯れもここまでにしよう。我は今、有線20本,高速15本が使える。ジサ、どちらで仕留めよう?」

「海魔の王としては相手を恐怖に沈めた方がいいから有線で嬲ろうか。」

「うむ。それが良さそうじゃな。では、ジサあとはよろしく頼むぞ、よき采配をせよ。」


「艦長!全艦戦闘体勢整いました。いつでも行けます!」

「こっちも丁度主神様との会議が終わったところだ。」

「どちらで仕留めるんですか?」

「有線で嬲るぞ。恐怖の宴にご招待だ!」

「了解!1番から6番に有線誘導順次装填。」

「水雷長、発射タイミング任せる。好きにやれ。海魔の王の本来の姿を相手の神経に揉み込むんだ。」

「よし、1番から6番注水せよ。注水終了後、1番発射あとは指示を待て。」

「了解、発射します。」



インディアナポリスCIC


「敵大型潜水艦に発射管注水音確認。っ敵、魚雷発射、雷速35ノット,進路は我が艦後方シーグリフォン級です!」

「シーグリフォン、回避体勢に入りました。・・・・・・進路外れました。回避成功です。」

「司令、妙ですね。」

「そうだな、敵は超高速の魚雷で回避の隙を与えず沈めて来るはずだ。現に今までそうだった。」

「敵魚雷変針、再びシーグリフォンに進路とりました!」

「なんだとっ、敵の魚雷は追従して来るのか!」

「シーグリフォン再び回避成功、

敵魚雷本艦西方1マイルを通過します。」

「敵魚雷から距離を取れっ!自爆されてもかなわん。」

「敵魚雷さらに変針、本艦後方に回ります!」

「くっ!まだ曲がるか!なんとかして避けろ!」

「敵魚雷増速、本艦後部に突っ込んできます!」

「全艦衝撃に備えろ!」

ッゴキャグゴゴガガァァァン......

「どこに当たった!」

「舵が効きません!後部舵機室に命中した模様。浮上しないと危険です!」

「やむをえん、浮上しろ!」

(糞っ、こんな時にあれがあったら......。本国の石頭め、あれほど自動懸吊装置の開発を急げと要請したのに首を縦に振らなかった。ジャップの奴らに作れたのに、こっちが作れないはずが無い。 )


イザナミCIC


「敵艦隊旗艦とおぼしき艦浮上します。どうやら狙い通り舵機室を破壊した模様。」

「我々と違い、奴らは自動懸吊装置を持たないからな舵が死んだら、浮上するしか有るまい。この調子で他の艦も浮上させるぞ。」

「了解!」

「それが終わり次第降伏勧告の後、撃沈もしくは、拿捕を行う。敵の最新技術を知っておきたいと大本営から連絡があったと司令から通信が来た。」

「了解しております。通信はピンでやるんです、艦全体に伝わってますよ。文字通り艦全体が震えました。」

「さらに敵艦、一隻撃破!浮上して行きます!」

「ふむ、やはり敵の降伏を促す為にも一隻は沈めておくか。もう一発を至近爆破させ敵艦外殻を破壊、沈降させよ。」

「なるほど、敵に圧力をかけるわけですね?"従わないとああなる。"と。」

「その通りだ。ではうまくやれ。」

「了解」



午前4:00ハワイ沖


戦闘は集結した。

敵艦隊は結局旗艦のほかは半数が沈没、残りは浮上せずに沈没あるいは浮上の後反攻し撃沈となった。

これにより、アメリカ合衆国の反攻の最終作戦は失敗に終った。日本の勝利は目前である。

しかし、まだ敵は多く海魔の王の戦いは続く。

艦魂、試しに入れてみましたがどうでしたでしょうか。

誤字脱字等あればご報告下さい。

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