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不死者の憂鬱

 相対的不死者からみると、定めある人間の寿命は短く、その生き方はとても刹那的にみえる。
 ひどく愚かに思える行為の繰り返しを眺めつづけていると、自ずとある種の諦観にたどり着くのも、仕方の無いことかもしれない。
 しかし、時の流れの外に立つ者にとっても、時間は止まるわけではない。むしろ、寿命が永くなればなる程、内なる時間は緩慢になり、反対に、外なる時間はさらに加速していき、矢の様に流れ去っていく。
 もしも本人が不滅であり、脅かされることが無ければ、たとえ世界が終わったとしても、それすらとるに足らない事なのかもしれない。
前編
2014/09/22 20:25
中編
2014/09/26 20:20
後編
2014/10/03 21:23
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